信じて頂けないかも知れませんが、(チラシより)
世界中の会社と言う会社の
頂点に立つと言う、
とある「会社」についてお話します。
その会社は
各国主要都市の地中奥深くに拠点を構え、
世界経済を動かしているのです。
その活動とは人々に知られることなく、
世界経済のバランスを保つこと。
富も貧困も、繁栄も失墜、人々の思惑をも操作する
超法規的企業が存在したのです。
信じて頂けないかもしれませんが、
そんな会社があったのです。
その会社のエントランスはとある地下鉄の駅構内。
年齢、性別、国籍、人種、過去の過ち一切不問。
内容はそれなりに面白くなりそうな題材なのですが、深遠なテーマがあるようで無いようで、私には伝わってきませんでした。
会社の正体が明らかになった後、例えば“室長”が暴走しかけるのを3人の“新人”が阻止するなど、もうひとつエピソードがあるものじゃないでしょうか。あれでは単に設定ネタだけで終わってしまっています。
また、役者の演技がこなれていない印象を受けました。千秋楽を観たのだから一番完成されていそうなものですが、なんとなく素人くさい演技。ただ、ダンスは良かったと思います。
2007/11/19-16:00
演団劇箱…お手やわらかに「天空の書架」
芸術創造館/当日券1800円
作・演出:吉野圭一
出演:白亜/宇野加津美/菊田克也/余知見空香/境のぞみ/あべじゅんこ/さくら/高津智子/高橋秀彰/吉塚拓哉