2014年12月13日

ミナモザ「みえない雲」

mienaikumo.jpg

何も知らなかったとはもう言えない

遠くの国で事故が起きたとき、「私」はまだ小学生だった。
それからまもなく図書館で出会った一冊の本『みえない雲』。
そこに描かれていたのは、ひとりの少女がたどった道。
今、現実をもとに描かれた物語は、再び現実に追いついた──。
(チラシより)

 ミナモザは2011年に「ホットパーティクル」で原発事故を扱ったが、これは事件直後のパニック状態にも似た作者の想いを舞台に叩きつけるような作品だった。その後3年あまりを経て、じっくりと煮詰められた形で完成させたのが本作と言えるだろう。

 ドイツの作家が書いた同名の小説を舞台化しているわけだが、そのメタ物語として「私」が登場する二重構造になっている。「私」がドイツまで行って小説の作者に会うくだりが全部実話とすると、ここは芝居というよりドキュメンタリーに近い。「ホットパーティクル」ではほぼ全体がそういう構成だったが、その手法を今回も使ったのは、瀬戸山美咲自身の想いを叫ばずにいられなかったからだろうか。

 「みえない雲」の主役を演じた上白石萌音がなんともすごい存在感だと感じたが、調べてみたらそれなりにすごい経歴の持ち主のようで納得しました。

2014/12/13-18:00
ミナモザ「みえない雲」
シアタートラム/当日精算4200円
原作:グードルン・パウゼヴァング
訳:高田ゆみ子
上演台本・演出:瀬戸山美咲
出演:上白石萌音/陽月華/塩顕治/中田顕史郎/大原研二/浅倉洋介/橘花梨/石田迪子 /つついきえ/佐藤真子/間瀬英正/大森美紀子
美術:原田愛
照明:上川真由美
音響:泉田雄太/井上直裕
衣装:高橋毅
ドラマターグ:中田顕史郎
演出助手:佐藤幸子/石塚貴恵
人形協力:プーク人形劇団
舞台監督:本郷剛史
宣伝美術:郡司龍彦
宣伝写真:鈴木陽介
宣伝スタイリング:高橋毅
宣伝ヘアメイク:千葉友子
PR協力:くれない


posted by #10 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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