2014年12月06日

笑の内閣「超天晴!福島旅行」

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 滋賀県大津市にある私立高校、鷹真学園高校は3代目理事長が就任した20年前以来、管理職は必ず学園OB が勤め、外様派は冷遇されていた。しかし、2年前近隣に出来た西園寺大学附属守山高校に志願者をとられている現状に危機感を覚えた校長猿田博士は、大手予備校世阿弥ゼミナールの名物講師だった間久部録郎をヘッドハンティングし教頭に抜擢、歴代校長は必ず教頭から昇格するため、間久部が初の外様校長になるのは確実視されていた。
 しかし、急進的な間久部の改革姿勢に、猿田をはじめとするOB派は反発失脚を狙う。間久部は失脚を免れるためには、理事会の支持が不可欠であった。
 そんな中、学園では修学旅行の旅行先を決める会議が行なわれようとしていた。学園は、毎年北海道に行っていたが、行程中ずっとスキーをする旅行はたいへん不評で、生徒自ら行き先を選べる西園寺に志願者が流れる原因となっていた。ここで、魅力的なプランを出せば理事会の支持が得られる、そう踏んだ外様派が出した案は「福島」であった。
 果たして間久部の狙いは、政争の具なのか、真に被災地に寄り添うためなのか?
笑の内閣新作は、福島に観光に行く意義を、遠い滋賀を舞台に問う学園政治劇!
(チラシより)

 最近すっかり社会派劇団となっている笑の内閣。今回は福島原発観光地化計画に触発されたそうで、福島原発と被災地復興支援を扱っている。原発そのものの是非を主張する作品ではない。いつもながらステレオタイプなキャラクター設定が徹底しており、わかりやすいというかベタというか、絶妙に下手な芝居とあいまって気恥ずかしくなるくらいストレートだ。

 笑の内閣は京都の劇団だが作品の舞台は滋賀県大津市の高校という設定、これは何か縁があるのかもしれないがよくわからない。実在のモデルを適宜織り込んでいるので多分なんらかの元ネタがあるのだろう。販売しているパンフレットには元ネタ辞典なるものも載っているが、これで全部ってこともないと思う。

2014/12/06-13:00
笑の内閣「超天晴!福島旅行」
こまばアゴラ劇場/当日精算2500円
作・演出:高間響
出演:有本ミチヨ/石田達拡/楠海緒/黒須和輝/中村彩乃/髭だるマン/松田裕一郎/丸山交通公園/山下みさお/由良真介/横山清正
演出助手:小林まゆみ
演出補佐:由良真介/山下みさお/山野博生
舞台監督:稲荷
舞台美術:栗山万葉
舞台美術補佐:濱口綺香
照明:山本恭平
音響:神田川雙陽/島崎健史
映像:坂根隆介
衣装:橋本源氏
宣伝美術:大原渉平
制作:前田瑠佳/荒木健哉


posted by #10 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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