2014年11月29日

ユニークポイント「ホテルロンドン」

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ある夜、高校に勤務する女教師が池袋のラブホテルで殺された。面倒見がよく、生徒から信頼される教師である一方、彼女は風俗嬢として幾人もの顧客を持っていた・・・

事件後の法廷・・・
殺人事件の目撃者、同僚などが、彼女や事件について次々と証言するのだが、その発言は食い違う。誰が嘘をついているのか?それとも、どれも真実なのか?

芥川龍之介「藪の中」、東電OL殺人事件をモチーフに、モノローグで構成する、ユニークポイント版「藪の中」です。
(チラシより)

 5人の役者が15人を演じる。全員が舞台上に出ずっぱりで、舞台上に吊られた衣装をその場で着替えて前に出てくるという構成だ。いずれも大変うまい役者さんで、途中までそういう仕組だと気づかなかった。

 色々な立場の人がその女性と事件について語ることで進行する。一度だけ母と娘が一緒に登場する以外、ほぼ全てモノローグだ。証言の内容が微妙に矛盾していたり、最後に登場するやや謎めいた人物の証言でますます真相が判らなくなってしまう辺りは、芥川龍之介の「藪の中」とそっくりで、不思議な余韻が残る。

 学習院女子大学パフォーミングアーツフェスティバル2014のひとつとして上演された作品で、会場は当然、学習院女子大学のキャンパスの中にある。大学の入り口で通行許可証をもらって奥の会場へ向かうのだが、これがなかったら不審者と思われるんじゃないかとドキドキした。

2014/11/29-18:00
ユニークポイント「ホテルロンドン」
学習院女子大学やわらぎホール/当日精算2500円
脚本・演出:山田裕幸
出演:古市裕貴/北見直子/高田愛子/若林瑞季/古澤光徳
演出助手:水田由佳
照明操作:中村文香/黒崎遥果
音響協力:丸田紗里名


posted by #10 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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