2014年10月25日

悪い芝居「スーパーふぃクション」

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理解されない男と誤解しかされない女が虚業の中だけで心と体を許しあい求めあう
人間の本質なんか炙り出るわけない“超物語”つまり“現実”のアレコレ───

究極の珍しさを求めて、誰からも理解も評価もされない行動をし続ける男・冠虚(カンムリウツロ)に、はじめて心奪われた女が現れる。
それは他人に誤解ばかりを与え続ける女・朝焼澱美(アサヤケヨドミ)だった。女の出現により、男の自我は崩れ堕ちゆくしかない。
圧倒的な言葉と、それを彩るビジュアル、そしてオリジナル音楽の生演奏で劇場を包み込む悪い芝居一年振りの本公演。
結成10年を翌年に控え、ここにひとつ、劇団の終焉を告げ、純演劇の限界に挑む。
芝居を観よう。芝居を観よう。どうせ観るなら『悪い芝居』を観よう。愛とかいう言葉じゃ足りない。
(チラシより)
 
 昔の悪い芝居に戻ったような感触があった。ここ数作の悪い芝居はテーマ性があって何かを伝えようとする意識が感じられたのに対し、今回はそういう姿勢自体を打ち壊そうとするものだったのではないだろうか。

 とはいえ、他人の作品をぶち壊すようなタブー破りを繰り返す主人公と彼が率いる集団は、山崎彬の心の叫びというわけではなく、計算されたキャラクターであることは間違いない。彼ももう、そんなにうぶじゃあるまい。

 その主人公の冠虚を演じた大塚宣幸は結構何度も観ているが、こんなに華のある役者とは思ってなかったので見なおした。ヒロインを演じた田中良子は初見の女優だが、大変な役をしっかり演じきっていて立派。本業は舞台女優よりテレビやモデルのようですので、舞台専門の女優はもっとがんばってほしい。

2014/10/25-13:00
悪い芝居「スーパーふぃクション」
赤坂レッドシアター/事前振込3500円
2014/07/05-19:30
作・演出:山崎彬
出演:池川貴清/植田順平/北岸淳生/畑中華香/山崎彬/渡邊りょう/田中良子/大塚宣幸 /Sun!!/辻井彰太 /中西柚貴/吉原小百合
舞台監督:武吉浩二/浜村修司
舞台監督助手:進野大輔
演出助手:大石達起
美術:竹内良亮
大道具製作:高橋紘介
小道具製作:呉城久美
照明:加藤直子
音響:児島塁
衣裳:植田昇明
宣伝美術監修:松本久木
宣伝美術:植田順平
広告デザイン:中島康江
イラスト:羽生生純
舞台写真撮影:中才知弥/日高仁
スーパーバイザー:吉田健二
稽古場:吉村健洋/新井あゆ美
プロデューサー:有田小乃美
アシスタントプロデューサー:永尾有樹子
票券:鳥井由美子
協力:秦明子


posted by #10 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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