
今回の屋根裏展望台はSFです。(チラシより)
数年後、地球に隕石が衝突するかもしれない、と言う話です。
けども、パニックものみたいに政府やら軍やらNASAやらが登場するのではなくて、隕石が衝突するかもしれないらしいけど、特別何かすることがあるわけでもないし、まあ普通に生きてこうかー、という人たちが出てきます。
そんな人たちが、家で、都市で、郊外で、twitterで、youtubeで、どんな行動をとるのか。
今回はそうした風景を描いてみようと思っています。
10年後に隕石が落ちてきて人類が滅亡すると予想された後、普通の人々がどう過ごすのかというテーマ。新井素子の『ひとめあなたに』みたいな設定だが、10年も先となるとパニックを起こすにも気が早いようで、微妙に穏やかな日々が続いている。
その設定はまあ良いとして、いかんせん演出というか展開がダメすぎる。どこかで見たような表現がだらだらと続いて間延びした時間が流れる。90分の作品だが、おそらく半分くらいで飽きて、あとはいつ終わるのか待つばかりの苦痛な時間を過ごした。
2014/11/02-14:00
屋根裏展望台「2つの重力の間で」
王子小劇場/支援会員
作・演出:岩城泰斗
出演:伊藤千尋/大村優介/高橋由理枝/田代雄亮/西村蒼/八木あがた/矢野昌幸
舞台監督・舞台美術:畦倉瑛
音響:永岡うらら/山田真与
照明:石井萌子/武田広大/京極周
映像:山田真与/近藤多聞
衣裳:倉林弓恵
宣伝美術:三木章太郎
制作:中澤祐実/小山亜祐美/飛田エリ
協力:川崎裕太/吉田櫻子