2014年07月30日

miel「す き  と お り」

sukitoori.jpg

水は透き通り
空気は透き通り
硝子は透き通り

透き通った肌に流れる血

人間も透き通り

自分の身体が
ただの入れ物で
入ってきた物の色が透けて見える

相手が笑って
自分も笑った
その時の色は何色かしら

カメレオンのように
様々な色に見えるのは
透き通っているから

透き通り
それから、、、
(チラシより)

 白を基調とした衣装と抽象化された舞台装置で、見た目の雰囲気はコンテンポラリーダンスのようだが、ちゃんとストーリー性のある戯曲によって構成されたオムニバス。歌曲を軸にした演劇がミュージカルなら、ダンスを軸にした演劇は何だろう?

 主催の金崎敬江さんが相変わらず結婚できない女を演じていたのが心配でならない。昔メタリック農家で観た古市海見子さんがえらくたくましくなっていて驚いた。

 スタジオ空洞は初めて行った劇場。使い方が若干難しそうだが、この作品には合っていたと思う。

2014/07/30-19:30
miel「す き  と お り」
スタジオ空洞/当日券3500円
テキスト提供:糸井幸之介/末原拓馬/瀬戸山美咲/登米裕一/ハセガワアユム/米内山陽子
演出・振付:金崎敬江
出演:齋藤陽介/佐野功/辻貴大/野口卓磨/堀池直毅/石井舞/古市海見子/与古田千晃/金崎敬江照明:加島茜
音響:江村桂吾
音響操作:古川直幸
舞台監督:本弘
演出助手:鐵祐貴
制作:岩間麻衣子
制作補:後藤千鶴
衣装:川口知美
スチール:三浦麻旅子
チラシデザイン:nahooo


posted by #10 at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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