脚本はシェイクスピアが書いた喜劇。古典はお約束が安心感を与えます。原作を読んでいないのでどれだけオリジナル要素が入っているかわかりませんが、ローカルネタや楽屋落ちがかなり多かった印象。すべてのキャストを女性が演じていました。
いくら双子と言ってもそこまで間違えることはないだろうという現実的なツッコミはシェイクスピアだから目をつぶるとして、ドローミオ兄弟を演じた二人が比較的はっきり容姿体格が違っていたのに対し、アンティフォラス兄弟の二人は結構良く似ていたため、本当に「あれ、今どっちだっけ?」と思う時がありました(笑)。実は衣装もそっくりでありながらちゃんと違っていたのですが、気付いたのは終演直前。
宝石商とピンチ先生を演じた西岡裕子がとても面白かった。
2007/04/14-19:00
劇団いるかHotel「The Comedy of Errors 〜間違いの☆新喜劇?〜」
芸術創造館/当日券3000円
作:W.シェイクスピア
構成・演出:谷省吾
出演:魔瑠/中野智佳子/牧野亜希子/梁川能希/池田麻衣子/大西千保/中村真利亜/椎/岸原香恵/西岡裕子/若林ゆい/うべん/井上真理/北村美和