2013年07月29日

ピースピット「RIP」

rip.jpg

さすれば汝、現実と虚妄の境界を暴け。

真実と記憶されているものが真実とは限らない。
偽りの記憶もまた、意識の混濁の中では真実を帯びるだろう。
虚ろな世界にあって、なにが現実でなにが虚妄なのか。
それを解き明かさずして、僕は、安らかに眠れるのかーーー?
(チラシより)

 妻を殺された男が犯人を拉致し、強力な自白剤である「RIP」を投与して事件の真相を語らせようとする。しかし犯人から語られることは、自分の過去と重なっていた‥‥。

 久しぶりに大阪で観劇したピースピットは相変わらずスタイリッシュでかっこいい。ただ物語としてはそこそこ使い古されたテーマで、一言でまとめれば愛情が行き過ぎて狂気に達してしまった人の話。終盤で明らかになる真相もそれほど意外なものではない。

 子供鉅人の益山寛司が客演。これはすごかった。この人はダンサーであり、役者によるダンスシーンの中でも身体能力が際立っていると感じられた。加えて妖艶とも言えるルックスは貴重な人材だ。他劇団に出演しているのは初めて観たが、もっと表に出ていい人物だと思う。

2013/07/29-14:00
ピースピット「RIP」
HEP HALL/前売り券4200円
作・演出:末満健一
振付:大熊隆太郎
出演:山浦徹/益山寛司/中川浩三/中村真利亜/橋爪未萠里/杉森大祐/大熊隆太郎/末満健一
舞台監督:久保克司
音楽:瓢箪島光一
音響:児島塁
照明:加藤直子
舞台美術:佐野泰広
衣裳:植田昇明
中継:竹崎博人
宣伝デザイン・宣伝写真・記録映像:堀川高志
宣伝衣装:田中秀彦
宣伝ヘアメイク:歯朶原諭子
制作:水口美佳/寺井ゆうこ


posted by #10 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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