2013年06月02日

バジリコ・F・バジオ「兄よ、宇宙へ帰れ」

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(当日パンフによると、チラシに書かれたあらすじとはかなり違う内容になってしまったとのことなのでチラシの文章は割愛)

 ずっと部屋に引きこもっている啄郎と、その高校時代の友達で劇団を主宰する砂城。主人公の砂城が10年くらい主催している劇団は、人間関係がぐちゃぐちゃになって存亡の危機。そんな中でバイト先を探したら、高校時代の友人で今は引きこもりになっている啄郎の家に来ることになる。啄郎の3人の妹たちに翻弄されながら、なんとか啄郎を社会復帰させようと目論む。啄郎は高校時代に好きだった女性に会いたいと言う‥‥

 「10年くらい劇団の作・演出をやっている人」の話だという。演劇の中で劇団を扱うとどうしても内輪受けっぽくなってしまうのでリスキーだと思うのですが、本作はバジリコ・F・バジオの10周年ということで、あえて取り入れたようです。幸い、良い形でまとめられていたと思います。

 基本的にはナンセンスコメディと言える作品なので単純に笑って見ていればいいのかもしれないが、要所要所でチクチクと心に刺さるエピソードが織り交ぜられるので油断ならない。

 女医やアナウンサーなど奇怪な人を多数演じた松浦智美が印象的だった。この女優は以前ロ字ックで主演していたのを観たことがあるが、今回のように“多数の端役”をやらせてもちゃんと全部うまい。いい役者だと思う。

2013/06/02-14:00
バジリコ・F・バジオ「兄よ、宇宙へ帰れ」
駅前劇場/当日券3700円
脚本・演出:佐々木充郭
出演:三枝貴志/武田諭/佐々木千恵/宮本奈津美/阿久澤菜々/木下実香/坂本和彦/澤井裕太/橋本昭博/植田祥平/如月せいいちろー/宇都宮快斗/岡本より子/松浦智美/岸野健太/吉原小百合/岡村弥実/陣内ユウコ/古屋敷悠/亀岡孝洋
舞台監督:西廣奏
舞台美術:稲田美智子
照明:今西理恵
音響:井川佳代
特殊小道具:丹羽敬之
WEB制作:武田諭
稽古場助手:岸野聡子
当日運営:たけいけいこ
制作協力:イマジネイション
人形製作・宣伝美術:KINO4TA


posted by #10 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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