2012年11月11日

劇団鋼鉄村松「高橋ギロチン」

takahashigirochin.jpg

ぴぴるまぴぴるまぺろりんちょ、人権派弁護士になあれ!
(チラシより)

 死刑存廃論がテーマ。あるビルに突然現れたギロチンと、殺人犯、いわゆる人権派弁護士なるものとがドタバタ悲喜劇を繰り広げる。ビン底メガネの女性弁護士、メガネを取ると美少女、というほどでもない微妙な容姿が秀逸(バカにしてるのではなく、作中にそんな表現があったんです)。

 作中でも触れられているように、なぜ今死刑存廃論議をテーマにしたのかは判らない。しかしそれは別にどういうタイミングでもいいだろう。具体的な犯罪の裁判における刑罰を論議しているのではなく、制度の是非を論じているのだから。

 建設中のビルの一部屋に、ある日突然、絞首台が現れる。ほとんどの人にとって観念でしか接し得ない“死刑”が、物理的実体として目の前に提示される。まあ荒唐無稽な設定だが、議論を始めるきっかけとしては面白いセッティングだ。

 しかしその後の展開はちょっと浅いかなという印象もあった。もちろんあまり深入りしすぎるとエンターテイメントが成立しなくなるのでやむをえないかもしれないが、いっそ徹底的にやってもよかったのではなかろうか。

2012/11/11-14:00
劇団鋼鉄村松「高橋ギロチン」
王子小劇場/支援会員
作・演出:ボス村松
出演:ボス村松/バブルムラマツ/ムラマツベス/村松かずお/松井さん/村松ママンスキー/村松中華丼/後藤和/多田無情/福満瑠美/八幡眞理/児玉和巳/辻明佳/星野良明/菅山望/徳元直子/山名淳/山本タカ
舞台美術:廣岡篤
音響:木谷優花
照明:仲光和樹
衣装:コムサデムラマツ
映像:棚田浩章
宣伝美術:木原萌美
制作:ドン・キング村松


posted by #10 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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