2012年08月11日

少年社中「モマの火星探検記」

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きこえますか? このこえが。
宇宙をめぐる2つのストーリーが交差し絡み合い「宇宙とは何か?」を解き明かしていく。

《モマの物語》
宇宙飛行士のモマは、父との約束を果たすために人類初の火星探検に挑む。

「人間はどこからきたのか、なんのために生きているのか」
火星に向かう旅の中でモマはその意味を考え続けていた。

そんなある日、モマの前に「幽霊」が現れる。
驚きながらも奇妙な出来事を受け入れる中で、
モマは少しずつ人間が生きる意味について考えていくのであった…。

《ユーリの物語》
北の国に住む少女ユーリの父親は宇宙飛行士だった。
彼女が生まれる前に人類初の火星探検に旅立ち、帰らぬ人となったという。
ユーリは行方不明となった父親にメッセージを送ろうと、
仲間と小型ロケットを作り始める。
やがて、失敗を繰り返すユーリの前に一人の「幽霊」が現れる。
幽霊はユーリに問いかける。
「宇宙の境界線はどこにあると思う?」
その姿にどこか懐かしさを感じたユーリは、幽霊との対話を繰り返しながら、
仲間たちと小型ロケットを完成させる。

果たして、時空を超え、モマとユーリの思いは交錯するのか――。
(サイトより)

 宇宙に魅入られた親子三代にわたる冒険のお話。基本的に人間ドラマが中心なので科学考証はあまりシビアではないが、宇宙飛行士である毛利衛氏の著作をモチーフにしたとのことで、めちゃくちゃということもない。ミッション中の宇宙飛行士たちが情緒的すぎると思われた程度だ。

 少年社中を観るのはまだ二回目(どちらも友達が出演している)だが、勢いのある舞台はとても心地よい。ただダンスシーンはNHKの子供番組に出てくる「うたのおにいさん」のような印象があった。まさしくそういう演出の場面があったせいかもしれないが。

 決して子供向けの芝居ではないが、ごまかしがないので子供も飽きないようだ。たまたま自分の後ろに小学生らしい兄弟がいて、いちいち感想を声に出して言うのでうるさかったが、芝居が始まるとどんどんその世界に引き込まれていく様子がはっきりわかって面白かった。

 残念ながら火星への有人飛行はまだまだ遠い未来の話でしかないのが現実のようだが、夢を見るのは自由だし、宇宙のロマンは尽きない。すがすがしい観後感を得られる舞台だった。

2012/08/11-13:00
少年社中「モマの火星探検記」
吉祥寺シアター/当日清算3500円
出演:森大/堀池直毅/井俣太良/岩田有民/廿浦裕介/長谷川太郎/杉山未央/山川ありそ/内山智絵/竹内尚文/唐橋 充/松下好/川本裕之/堀口大介/萱怜子/ザンヨウコ/中村龍介/江口愛/篠ア功希/モリマリコ原作:毛利衛
脚色・演出:毛利亘宏
照明:斎藤真一郎
音楽:YODA Kenichi
衣装:村瀬夏夜
舞台美術:秋山光洋
舞台監督:杣谷昌洋
音響:井上直裕
演出助手:目崎剛
振付:森川次朗
ヘアメイク:林美由紀
スチール:金丸圭
宣伝美術:武田和香
WEB:田中ユウコ/松本 健
宣伝美術協力:真野明日人


posted by #10 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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