2012年08月11日

ユニークポイント「THE TUNNEL」

thetunnel.jpg

福岡から釜山まで直線距離で約130キロ。両国がトンネルで結ばれたら、車で2時間ほどで韓国に到着!本場の韓国料理を食べて、海雲台(ヘウンデ)のビーチで遊んで、その日のうちに帰ってこられます。「THE TUNNEL」 はそんなトンネルが建設されることになった未来のお話。夢のような話にわくわくする一方、何かを失ってしまうかもしれなくて、ちょっぴり不安です。でも失いたくないものってなんだろう。日本らしさとか、奥ゆかしさとか?伝統とか、風習とか?何だろう?失いたくないものって。欲しいものじゃなくて、失いたくないものについて考えてみる。きっとそれは、どこか遠い知らない場所にあるのではなく、すぐ目の前にあるもの。気付いてさわって、失いたくないって、つぶやいてみればいいもの。
(チラシより)

 日本と韓国を結ぶ海底トンネルの建設を巡って起こる騒動、という着想は面白いが、物語としての広げ方や掘り下げ方は表面的であまり面白くはなっていなかった。トンネルを取り巻く様々な立場の人たちが登場するが、結局“様々な立場の人がいました”という以上の結論は導かれていない。

 なんだか学校で見せられた教育的社会派演劇か、もしくは道徳の教科書に出てくる結論のないエピソードのようだった。あれこれ考えすぎたのではないだろうか。

 釜山の劇団ドンニョクとの共同制作とのことで韓国人俳優も出演しているし、劇団外の客演も多数参加しているようなので、出演者が多すぎてうまくまとまらなくなったのではなかろうか。もっと少人数で論点を絞った鋭い作品が観てみたかった。

2012/08/11-19:00
ユニークポイント「THE TUNNEL」
座・高円寺1/当日清算3500円
脚本・演出:山田裕幸
共同脚本・演出:パク・ヨンホン
出演:明花/宍戸香那恵/古市裕貴/北見直子/久保明美/ナギケイスケ/若林瑞季/石本径代/小林英樹/古澤光徳/金恵玲/渋谷はるか/江バラ大介/栗原茂/原寿彦/野口聖員/福場俊策/齋藤緑/竹原千恵/橘あんり/宮山知衣/ペ・ジンマン/ユン・ヒョンドク/ヤン・ヒョユン


posted by #10 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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