2012年02月09日

ぬいぐるみハンター「愛はタンパク質で育ってる」

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そこには真っ白な道があって旅人たちはそれぞれの逃れられない個性を背負って旅をしていた。西遊記・水戸黄門・イージーライダーにあの一世風靡した番組企画のバックパッカーまでもが飛び出して我先にと道を急ぐ痛快ロードムービー!しかし誰もこの先に待ち構えている急転直下の運命を知らなかった。間抜けどもが!この世の終わりかってくらいに笑い泣け!
死に物狂いの珍道中と、それに無関係ではいられない淡い恋の物語。ここでキスさらせ!この世は敵が多すぎた!
ぬいぐるみハンター版「ノーカントリー」というにはあまりにも馬鹿すぎる!
「あんたのセックスのダメなところをひとつひとつあげてってやろうか?多分2000個目くらいでどっちか死ぬよ。」
(チラシより)

 ぬいぐるみハンターといえばガチャガチャしててキュートでポップ。しかし今回はそうと見せかけて実は違った。前回の「軽快にポンポコと君は」で以前と変わったと言われたのは物語性が膨らんだからだと思うが、今回は完全に全体の作り方が変わったと思う。

 テーマもどこかで見たことがあるような話で、手法としては決して新しいものではない。どちらも過去に観た芝居で同系統のものがあれこれ思いつく。しかしまさかぬいぐるみハンターがそういう演出手法を使うとは思わなかったので、完全に意表を突かれて衝撃を受けた。

 作中のドタバタポップはそのままに、しっかりした結末を用意したことで今回は非常に面白かった。今まで作ってきた作品がこのための伏線だったと思えるほどのできだった。だから、次の作品が正念場だろう。今回と同じ手はもう使えない。次回作でも同じくらいビックリさせてもらえるかどうか、とても楽しみだ。

2012/02/09-19:30
ぬいぐるみハンター「愛はタンパク質で育ってる」
駅前劇場/当日券2800円
作・演出:池亀三太
出演:神戸アキコ/浅利ねこ/石黒淳士/猪股和磨/竹田有希子/浅見臣樹/浅見紘至/黒木絵美花/でく田ともみ/町田水城/松本大卒/満間昂平
舞台美術:袴田長武+鴉屋
舞台監督:西山みのり
照明:山内祐太
音響:角田里枝
宣伝美術:のりしろチップス・デザイン部
イラスト:桐村理恵
写真撮影:奥山郁
制作:mono.TONE:ぬいぐるみハンター制作部
制作協力:会沢ナオト


posted by #10 at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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