2011年12月25日

芝居流通センターデス電所「STRIKE BACK 先輩」

strikebacksenpai.jpg

こうなったらおしまいだ!
人間の尊厳が半減どころか
根源から毟り取られる!
先輩がやってくる!
鼻歌交じりでやってくる!
逃げろ!身を隠せ!電気を消せ!
地元から飛び出せ!
(チラシより)

 デス電所の公演は約2年ぶりに観たが、前回観た「急襲キルフィールド」と同様、とにかく人が死にまくる凄惨で狂気じみた話だ。先輩は殺人鬼といっても自分では手を下さず、あれこれもっともらしい理屈をつけて後輩たちに殺戮を強いていく。本人が暴れるわけでない分、却ってタチが悪いだろう。地味に嫌な気分になる人物だ。だがこの役を演じた今奈良孝行、実にはまり役だったと思う。

 しかし「急襲キルフィールド」の後半があまり意味があると思えない殺戮の連続でだんだん飽きてきたのに対して、今回は最後まできっちり納得のいく展開で面白かった。主人公の幻覚と現実が交錯し、最終的には全部悪い方向に進んでいる感じだが、完全にバッドエンドにも関わらず妙に爽快感があった。

 今奈良孝行と同様に客演の正統派美人女優・葛木英は鎖で繋がれたダサい格好で現れるが、やはり美人だ。しかしラスト近くの格闘シーンで妙にギクシャクした動きだったのはわざとだろうか?その方が可愛いけれど、もっと華麗に舞うように戦ったら最高にかっこよかったと思う。

2011/12/25-14:00
芝居流通センターデス電所「STRIKE BACK 先輩」
ザ・ポケット/前売券3500円
作・演出:竹内佑
音楽・演奏:和田俊輔
振付:豊田真吾
出演:今奈良孝行/山村涼子/田嶋杏子/丸山英彦/豊田真吾/福田靖久/浅見紘至/羽鳥名美子/葛木英/吉川莉早/四宮章吾/根田亜夢
舞台監督:中村貴彦
舞台美術:池田ともゆき
音響:大木祐介
照明:松本大介
映像:本郷崇士
小道具:原田鉄平
衣装:itimiちゃん
写真:イトウユウヤ
宣伝美術:スタジオ伊勢+イトウユウヤ
演出助手:小林佐和
制作:荒川ちはる/デス電所


posted by #10 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック