2011年11月06日

はちみつシアター「女と、12人の女」

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作品テーマ【生まれ変わる方法】
優しさを求め、優しい⼈間になりたいと⽣きてきた主⼈公の⼥の半⽣を軸に
【自分自身が⽣まれ変わる⽅法】また⼥に関わる⼈間が【⼥を⽣まれ変わらせる⽅法】を⾒つけ出していく。本当の優しさとは何か?目に⾒えない優しさを知った時、
⼈は⽣まれ変わることができる。
(サイトより)

 エンターテイメント性の強いショー演劇。しかし描いている物語自体は決して軽いものではない。死を考えている一人の女性の前に現れた不思議なテーマパークが、彼女の半生を振り返る旅に連れていく。12人の女とは、つまり過去の自分のことだ。現実にこんな波瀾万丈な人生を送ってる人はいない…と言うほど荒唐無稽なわけでもない微妙なリアルさ。たぶん多くの人が、エピソードのうちのいくつかで自分を重ねてしまうのではなかろうか。

 入場時に渡されたサイリウムでプチ観客参加。実はサイリウムを使ったのは初めてなのでちょっとドキドキしたが、降るタイミングはなかなか難しい。前の方の席だったため後ろの人達の動きが見えず、おずおずと上げて降っていた。ああいうのはむしろ客席にサクラでも混ぜておいてくれればいいのにと思う。あるいは舞台上からうまいことリードするか。

 ショー要素を前面に出しているものの、観客の盛り上げ方はまだ洗練されていない気がした。特に、「盛り上がりましょう」とか「テンション上がってます」などと直接言葉で言うのは、お笑いの舞台で「たくさん笑ってください」と司会者が言うくらい野暮なことだ。それは演出で引っ張るべき所だと思う。

 ほぼ全員が女優なので華やかな舞台ではあるのだが、ちょうど石原正一ショーやミジンコターボが同様に女優だけで超エンタメな作品を持ってきたのを観た後なだけに、東京の女の子っぽいというか、吹っ切れ方がまだ足りないという印象を受けた。いや関西の子が吹っ切ってるわけではないと思うが。

2011/11/06-14:00
はちみつシアター「女と、12人の女」
テアトルBONBON/前売券3200円
脚本・演出:巣鴨五反田
出演:田渕恭子/氏家康介/郡司みわ/秋元佐和紀/栗野未悠/前園幸子/のもとあき/山本陽子/山川多恵/野中理絵/若尾桂子/


posted by #10 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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