2011年10月29日

ナカゴー「ダッチプロセス」

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 モスバーガー、いきなり店長が巨大なハンバーガーにーなってしまったところから始まる。店員や常連客が慌てふためく中、その巨大ハンバーガーから半裸の店長が飛び出して、悪いハンバーガーと良いハンバーガの戦いを語り出す。

 古き良き時代の小劇場演劇という雰囲気のお芝居。熱いテンションな悪ノリ、ひたすら勢い、奇天烈な設定と展開、半端な特殊メイク。 そもそも設定も展開もナンセンスなので何が起きても驚かないが、ちょっと迷惑なナイスガイといったキャラの店長が秀逸。全編を通じてずっと半裸で寒くないのだろうか。

 役者の演技力についてはあまり優れた印象を受けなかったものの、こういう作品で本格的な演技をしても却ってそぐわないので、ヘタウマを狙っていたのかもしれないと思う。 終盤でやや冗長なところがあったが、そこは何故かうまいような気がした。

2011/10/29-20:00
ナカゴー「ダッチプロセス」
王子小劇場/当日券2300円


posted by #10 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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