2003年12月05日

メガトン・ロマンチッカー「私のことをわすれないで」

 自分史だけを収蔵する図書館で暮らす男。そこに女が来て住み着く。死んだ友人の自分史を探す男女、何かを隠している男。無言の子供たち。それぞれが何かを探し、隠し、捨て、掘り起こす。
 ゾクゾクする程、絵になる舞台だった。どのシーンもそのままポスターになるほど絵画的な構図を保ちながら、自然に展開していく。刈馬氏の作品を観たのは三回目だが、いつも誰が主役ということもなく全ての人物をきちんと描き込んでいると思う。ダンスもう一度見たい。


posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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