2005年02月17日

「名古屋市の文化施設の条例改定を考える会」

 fringeのトピックで知りましたが、「名古屋市の文化施設の条例改定を考える会」という団体が名古屋市に要望書を提出したそうです。私はもう名古屋の人ではありませんが、名古屋の演劇に縁のある者として紹介しておきます。

名古屋市の文化施設の条例改定を考える会
 http://nagoya.cool.ne.jp/jourei/


 提出されたのは「指定管理者制度導入にともなう劇場施設の条例改定についての要望書」というもの。上記サイトに全文掲載されています。要点としては、施設の運営を民間委託する前にまず市としての文化政策理念を明確にし、それに即した条例を定める必要がある‥‥というもののようです(本文は長いのでまだ熟読していませんが、斜め読みしただけでもかなり具体的な提案が述べられていることがわかります)。

 名古屋市における指定管理者制度については「Notes〜即興ナル日常」のにしむらさんが何度か書かれています(最近では1月20日の記事「指定管理者制度のゆくへ〜名古屋市営冷水プールの場合」など)。

 現在は市の外郭団体である文化振興事業団が管理していますが、新制度によっていわゆる“民営化”される可能性が高い状況であり、一歩間違えれば文化より経営を重視する運営になりかねないのは多くの関係者が危惧するところでしょう。また、運営団体の姿勢によっては燐光群の共催取り消し問題のようなことが再発する可能性もあります。名古屋で文化活動をしている方々は注目すべき事項だと思います。

 ひとつ気になったのは、上記団体のメンバーがどうも年配の方ばかりのように見える点です。年齢が書いてあるわけではありませんが、肩書きを拝見する限りお世辞にも若手が多い印象は受けません。これから先の長い期間を左右する問題だけに、若い世代がもっと議論に参加して欲しいと思います。


posted by #10 at 01:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます。「考える会」の言っていることは、ほとんど
がもっともだと思うのですが、では、そういう環境が実現されたときに、どういう
スタンスで公演活動に向かうのか、その考えるところをもっと突っ込んで聞いて
みたい気がします。専属の団体が劇場に作られたら、私も含めて従来からいる「
創る側」の人間は、すぐ比較の対象になるわけで、そこに対する覚悟のほどを
聞いてみたい。もちろん、もしそうなれば私にはそのつもりはありますが。
どうなんでしょうね、そこのところ。
Posted by にしむら at 2005年02月19日 23:15
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