2004年10月19日

劇団シアターガッツ「メガトンチェリーボム」

劇団シアターガッツ
「メガトンチェリーボム」
愛知芸術劇場小ホール
04/9/2-5
作・演出:品川浩幸
出演:大岩篤史、山崎淑子、藤元英樹、広瀬愛子、小島敬子、寺西栄美、欅智昭、脇山烈、中川弘樹、永井裕子、家道希、川浦君英


娘が彼氏を連れてやってきた。喜ぶ母と押し黙る父、そして緊張する彼氏。実は娘のお腹には二人の愛の結晶が宿っていた。半ば強引に同居生活を始める二人、冷ややかに見つめる弟。ある日弟が見たアダルトビデオには姉と彼氏が出演していた。。。

シアターガッツの公演はホントに安心して観ていられる。今回もとっても楽しい公演だったが、公演中に地震が起こるというハプニングはあったのは不運としかいいようがない。予想外又は予定外のことが起こった場合、全く無かったこととして流してしまうか、アドリブとして受け入れてしまうという2択に迫られる。今回は進行上シリアスな場面であったためにアドリブとして受け入れるにはキツイ状態だった。そんな中、寺西さんは淡々と演技を続け、大岩さんは戸惑っていたがあれだけ揺れれば(しかも長い)大岩さんの反応はやむを得ないもの。演技を続けた寺西さんが立派だった。

序盤ベットの上で服を脱ぐ大岩さんが色気たっぷりでカッコよかった。客演の広瀬さんは演技の端々にホチキスっぽさというかキャラの濃さがあって、客演しても所属劇団の色を失わない。広瀬さんだけがそうなのか、ホチキスという劇団に所属する役者が皆そうなのかは判らないが、まるで大阪弁みたい(地方にいっても変わらないという意)で笑えた。

(しおこんぶ)
posted by #10 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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