2004年08月18日

アーノルド.S.ネッガーエクスプロージョンシステム「マリーの結婚相談所」

アーノルド.S.ネッガーエクスプロージョンシステム
「マリーの結婚相談所」
東文化小劇場
04/08/14-15
作・演出:シルベスタ・カヒローン
出演:石田なをみち/一丸博昭/大和田忍/加藤真/鎌田真紀/川村晃一/鮫島順一郎/鈴木克哉/鈴木祐子/内藤瑛亮/南雲栄作/牧野謙/山下有美/よしかわさやか


あまり流行らない「マリーの結婚相談所」、720時間テレビの生中継に割り込み、相談所の宣伝を行う。その中継を見てゲイの男、結婚後の悩みを相談に来る夫婦や邪魔された事を怒るテレビレポーターが押しかけてくる。ところでマリーって誰だ?13年に一度生まれる蛍は中継できるのか?マラソンはどうなる?

全体的に小ネタが多く大笑いはできないが、クスッと笑える感じ。平田オリザの「リアルさが足りない」とかマニアックなネタも多く、判る人がいるのか心配になるものもあった。「ハードロックが好きな障害者がいてもいいじゃない」とサラリと織り込んでみたり実は社会派なのかもしれない。
ちなみに、今年アメリカ東部で17年周期で大発生する蝉の当たり年だそうで、他にも13年周期で大発生する蝉もいるらしい。蛍の出所はこの辺りか?また、お盆の上演ということで広島に原爆を落とした爆撃機の名前がエノラ・ゲイ、でゲイを出したとか?ここまでいくと流石に考えすぎか。

役者の動き(リアクション含む)が普通過ぎてピンとこなかった。もっと判りやすい動きのキャラクターがいても良かったと思うが、セリフだけで笑わせようとするのが見えちゃうと何を言ってもつまらなくなってしまう。そんな中で、加藤さんと大和田さんはキャラクターがはっきりしていて良かった。

(しおこんぶ)
posted by #10 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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