2004年08月03日

ロードブラザーズ「Summer Road 2004」

ロードブラザーズ
「Summer Road 2004」
作・演出:児玉俊介
出演:長尾裕子/林堅太郎/児玉俊介


ストーリー
 キャバレーの兄弟芸人をしているサンダとガイラ。今の生活から抜け出すため、また、ボスの娘と駆け落ちするため店の金を奪って逃走する弟とそれに巻き込まれる兄、逃走の途中、車の故障で立ち往生していた修道院のシスターを助けることに。

弟のガイラが置いてきてしまった恋人を助けるため引き返そうとするのだが思い直し、シスターを助けることを優先する。駆け落ちしようとした恋人と、会って間もないシスター、普通どっちを優先する?シスターを助けるだけの根拠がない、駆け落ちするというシチュエーション自体が必要ないのではと思う。
冒頭の歌(ブルース)の歌唱力はなかなか良かった、テンポも、照明の使い方も特に悪くはなかった。5年前の作品の再演とのことだが、過去の作品を上演する場合、当時の粗なども目に付くのだろうが、あえてそのまま上演したか、直し方を失敗したかのどちらかと思いたい。私はこの劇団は初見、現在の作品が観たい。

 観劇後に抽選で1名の方にスタッフTシャツプレゼントがあった。なかなか良いデザインでファンには嬉しい企画。

(しおこんぶ)
posted by #10 at 21:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 古きよき時代のアメリカというイメージ。

 奇妙なまでに健全な雰囲気やサンダの変身体質のエピソードなどは、作・演出を務める児玉氏が普段は子供向けの芝居を手がけているためと思われる。この作品自体は子供向けを意識してはいないようだが、大人が見ると微妙な面もある。

 ラストでシスターが取った行動は、兄弟に影響されすぎで安直ではないかと感じた。シスターの仕事ってそんなに軽いものなのだろうか?
Posted by #10 at 2004年08月04日 12:18
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