2004年05月18日

劇団帰空管「DIE’S」

劇団帰空管
「DIE’S」
北文化小劇場
04/05/14-16
作・演出:瀬口かしす
出演:夏風雅/鎌田真紀/花丸幸太/草野.com/高野亮/六条幸丸/井通302/ありさ/葉月充/花村広大/佐東えり/山口鉄也/瀬口かしす


 ギャンブラーの一門・源氏と、ペテン師の一門・平家。両者が激しく覇権を争う時代。平家のイカサマに敗れて奴隷に身を落とした牛若丸だったが、打倒平家の勅命の元、運命を切り拓く。

 7年にわたって活動してきた劇団帰空管の最終公演。その千秋楽を観た。集大成と呼ぶにふさわしい、舞台の面白さが濃縮されたような作品だった。北文化小劇場を埋める満員の観客が一体になって笑った。いつもの帰空管にみられたクライマックスの引っ張りすぎ感もなく、ほどよく2時間弱で終わった・・・と思ったら2時間半ほど経っていた。

 脂が乗って、むしろこれからとも思える劇団が解散するのはとても惜しい。ただ、ずっと瀬口氏が一人で作・演出を務めてきた劇団でもあり、そろそろ休養が必要ということだろう。いくらかの充電期間を経て復活してくれれば嬉しい。

 先日ある所で別の劇団の主宰の方と話をする機会があったが、“高い目標のある劇団ほど解散する”という趣旨のことを言われた。漫然と続けるだけなら続けられるが、志があればこそ限界も意識できるということか。

 各メンバーが、これからも随所で活躍されることを期待します。
 お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。


posted by #10 at 02:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
時間が経つのを忘れるほど面白かった。日本の歴史の中でも傑出した物語である源平合戦を見事に演出した。知盛の苦悩を描くことで勧善懲悪になりがちなこの物語が広がりをみせた。

役者さんでは井通302さんの舞台上で身を翻しただけで別の役を演じるのは見事でした。あと、高野亮さんは雅やかな雰囲気を持っていて今後の活動が楽しみな役者と感じた。

この公演で最後になっちゃうのはホントに残念。しばらく充電してまた気が向いた時にでも公演を開いてもらえればうれしいなぁと思う。
Posted by しおこんぶ。 at 2004年07月18日 02:39
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