2004年03月15日

劇団あおきりみかん「プラクティス・プラクティス」

劇団あおきりみかん
「プラクティス・プラクティス」
千種文化小劇場
04/03/11-14
作・演出:鹿目由紀
出演:山中崇敬/松井真人/青木達郎/ヒート猛/とみィ/林本めぐみ/成田けい/大屋愉快/中本志津/木村仁美


 公民館の会議室二つ。男ばかり5人と女ばかり5人が明日の祭りの出し物を話しあっている。男の一人と女の一人は破局しかかっている恋人同士だが、他の顔ぶれもそれぞれに縁があり‥‥

 小演劇を知らない人にも安心して勧められる劇団として、あおきりみかんは筆頭に挙げられる。「ぽんかん劇場」と銘打った公演は客演中心で通常のあおきりとは異なる位置付けのようだが、やはり鹿目脚本・演出でいつもどおりに楽しめた。

 前回のぽんかんと同様に会議室を舞台にしており、千種の円形劇場の使い方としては無難で確実な線。しかし二つの部屋の入れ替わり方は斬新。見てない人のために補足すると、入れ替わるタイミングで全員がザッザッザッと足並み揃えて走るのだ。しかも途中から様々な趣向をこらすので見ていて飽きることも無い。

 展開もほどよく現実的でほどよくナンセンス。しかし一見ナンセンスでしかないと思えた「人の心を入れ替える」マジックがラストで巧妙に生きてくるあたり、実にうまい。ほのぼのと暖かい気分で劇場を去ることができた。


posted by #10 at 00:41| Comment(1) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
登場人物のキャラクターや動き等、とにかくわかり易い。

千種の円形劇場では座る場所によって印象が異なる場合があるが、役者の立ち位置などもよく考えられていて、どの場所でみても楽しめたのではないかと思う。
Posted by しおこんぶ。 at 2004年04月10日 18:54
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