夜間学校に通う生徒が、バレーボールで強豪校と対決!?先生!私達バレーボールやった事ない!(チラシより)
舞台装置は無く、すべてを役者の体で表現するパワーマイムの手法をとる。タイトルからもわかるようにとにかくパワフルでエネルギッシュで、物語も青春ドラマの熱血部分を抽出したような濃いものでした。
全体を見渡せるように少し後ろの席で観たのですが、こういう勢いのある舞台は最前列でかぶりついて観るのが正解でしょう。多分、役者の汗も飛んできますが、それも舞台ならではの楽しみだと思います。
ちょっと気になったのは、「熱血!夜間学校クラブ!略してヤガク!」というタイトルを叫ぶシーンがかなり多かったこと。最初はいわゆるタイトルコールでわかるのですが、クライマックスシーンでタイトルを叫ぶのは何だか変な気がしました。
会場のプラザソルは川崎駅の北側に五年前にできたラゾーナ川崎の中にある劇場です。私の今の家から一番近い小劇場だと思いますが、実は今回初めて足を運びました。ちょっとわかりにくい場所ですが中はさすがに新しくて綺麗です。椅子も座りやすくて快適でした。
2011/10/01-14:00
春だ一番!腹筋善之介まつり「熱血!!夜間学校クラブ!略してヤガク!」
ラゾーナ川崎プラザソル/当日券3000円
作・演出:腹筋善之介
出演:杉森裕樹/西沢夏子/延田知香/中西浩/石谷力/内山正則/鈴木杏莉/川野巴里絵/西島美都子/小関佳奈子/小泉みのり/里見駿/佐山知範/大山武史/高坂雄貴/腹筋善之介
舞台監督:須藤旭
照明:島田康和
音響:齋藤瑠美子
制作:いと、まほろば/薄田菜々子
企画・製作総指揮:笹浦暢大