2011年07月24日

+1(たすいち)「MARBLE!」

marble.jpg

光よりはやくても 何年ものじかんがかかる 途方も無いきょり
それでも絶対忘れない
もっと速く 時間を越えて 星の川だって渡ろう
(チラシより)

 小学生の時に仲良しだった6人組だが、大人になってからは疎遠になっている。しかしその理由が思い出せない。そして、タイムカプセルから取り出した写真に見覚えがない人物が写っている。どうして覚えていないのか? …何者かに記憶を書き換えられていると判断した彼らはタイムマシンで過去に戻り、子供の頃の自分に対面する。

 タイムトラベルで昔の自分に合うという流れはもう珍しくないけれど、子供から大人になる間にタイムマシンが実用化しているという設定はなかなか斬新な気がした。ただタイムパラドックスなどについてはかなり適当に片付けている印象を受けた。その辺は結構重要な気がするのだが。

 先生役を演じた永渕沙弥がとても好印象で、役柄にもよるのだろうけど、見た目も動きもとても華があった。大人の役者が小学生を演じる無理さの克服加減は役者ごとにバラツキがあったが、もう少し舞台が広ければもっと良い芝居ができたんじゃないかと思う。


2011/07/24-18:30
+1(たすいち)「MARBLE!」
シアターミラクル/前売券2200円
脚本・演出:目崎剛
出演:窪田裕仁郎/朝日望/大川大輔/川田ますみ/さいとう篤史/永渕沙弥/はやさかあや/原岡岳穂/百瀬とも/吉原早紀/竜史

舞台監督:加藤唯
舞台美術:三井優子
照明:内山唯美
音響:田中亮大
映像撮影:飯田裕幸
写真撮影:奥山郁
宣伝美術:黒田哲平
WEB:吉武奈朋美
演出助手:原田萌
制作:会沢ナオト
当日運営:新居朋子
posted by #10 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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