2006年07月22日

空気ノ機械ノ尾ッポ「〜X〜」

 道の真ん中に箱がひとつ。誰がいつ何のために置いたのかわからない。その存在意味を探る者、邪魔だといって排除しようとする者など、箱をめぐる人々の反応は様々。

 セリフや動きはかなり多いがはっきりした物語があるわけではないことや、開演前からじわじわと役者が会場に姿を現すなどといったスタイルは、芝居というよりパフォーマンスの一種と捉えた方が良さそう。途中で観客を巻き込んだ演出もあり、イベントとしては面白いものだった。

 ただ、作品の内容やスタイルが説明しづらいので、宣伝の仕方は苦労が多かったのではないだろうか。聞くところによると今回の集客はあまり芳しいものではなかったようだが、こういう作品でうまく客が呼べるのであればかなり優秀な制作者だと言えるだろう。

2006/07/22-19:30
空気ノ機械ノ尾ッポ「〜X〜」
中野ザ・ポケット/当日券2800円
作・演出:松川晃子
出演:原寿彦/松川晃子/平純一郎/滝友美/高橋清彦/今愛美/江原しおり/有働マコ/坂口十
posted by #10 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 東京観劇1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
遅れましたがご来場ありがとうございます。
そうですね、今回は制作とは、という部分をとても考えてしまった公演でした。

関係ないですけどこの頃の#10サンの観劇したところが被る被る(笑)

トラックバックさせて頂きました〜
差し支えあるよーであれば削除して下さい
ではでは失礼致します。
Posted by をぢこ。 at 2006年08月02日 15:37
>をぢこさん
 観劇したところ、かぶってますねえ。名古屋ならともかく、東京では珍しいことです。そのうち劇場で会うかもね。
Posted by #10 at 2006年08月04日 00:35
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尾っぽっぽ終演。
Excerpt: 空気ノ機械ノ尾ッポさんでの「X」無事終演致しました☆ 来て下さった方々、ほんとありがとうございますです 毎度のコトですが公演をするたびに いろいろな発見があるのですが・・・ 今回も..
Weblog: ゆらゆらたびびと。
Tracked: 2006-08-02 15:34
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