2011年02月12日

ロロ「グレート、ワンダフル、ファンタスティック」

gure-towandafuru.jpg

彼女はキマイラ、とってもお茶目。
(チラシより)

 空から降ってきた青年(少年?)、ぶつかった少女、その友達、その父親、その発明品たるロボット、などなど奇妙な登場人物がたくさん登場する。

 ロロは初見。前回公演の評判が良く興味を持ったので足を運んだが、観ていてずっと???という印象。わかったようなわからないような物語、技術的にも特に優れているわけではない。どうしてだろう?

 後からTwitterでこの作品に関する以下の指摘を見つけてなるほどと納得した。
ロロ完全に評価が分かれていると聞いてどういうことかと思ったが、観劇してみて氷解。これは作品の参照項となっているアニメ、ラノベ、漫画へのリテラシーがないとなにがなんだか分からない世界。そういう意味で極めてポストゼロ年代的といえる。
@simokitazawa

 つまり私はそのリテラシーがまったくと言っていいほど欠けていたのだ。今もどんな作品が織り込まれていたのかはさっぱりわからない。世代の差だけでなく、もともとアニメを見ることが少なかったので、こういうハイコンテクストな作品は苦手だ。何かのパロディらしいけど元ネタを知らないことの連続になる。つまり何となく面白いものらしいけど面白くない。

 それはどちらの責任だろう。例えばこの公演のチラシを見ても、予備知識を必要とすることは読み取れない。彼らの周囲の人々においては当たり前すぎるリテラシーなのだろうか。もちろん、コンテクストが皆無な作品など作りようがないのだからある程度は仕方ないが、度を越えると不親切だ。どこに線を引くかという点も含め、どんな観客を想定しているか読み取れる宣伝にしてほしい。

2011/02/12-14:00
ロロ「グレート、ワンダフル、ファンタスティック」
こまばアゴラ劇場/前売券2500円
脚本・演出:三浦直之
出演:板橋駿谷/亀島一徳/篠崎大悟/望月綾乃/青木宏幸/多賀麻美/森本華/山崎明日香
照明:工藤雅弘
音響:池田野歩
美術:松本謙一郎
衣裳:藤谷香子
舞台監督:鳥養友美/大地洋一
演出助手:中村未希
宣伝美術:玉利樹貴
制作助手:幡野萌
制作:坂本もも
技術協力:鈴木健介
制作協力:木元太郎
芸術監督:平田オリザ


posted by #10 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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