2011年02月05日

ゴジゲン「神社の奥のモンチャン」

jinjanookuno.jpg

気にしてくれて、ありがとう。

モンチャンは鬼だ。
恐ろしい顔。残虐な振舞い。真夜中の叫び声。
奴は神社に潜み、毎晩、村人を喰らっている。
村の誰もが鬼に怯え、いつか退治されることを願っていた。
そんなモンチャンは毎晩叫ぶように、ギャグの練習をしていた。
本当は、ちょっとでも、笑ってほしいだけだった。
(チラシより)

 森の奥の神社に住む、鬼と恐れられていたモンチャンにまつわる、哀しい話。本当は危害を加える気なんかまったくないのに、その姿から勝手に恐れられ、恐れられているのに気づかず調子にのって、ますます村人に避けられてしまう。そこへ勘違いした村の若者達がやってきて‥‥

 という話だが物語の構造がいまいち釈然としなかった。まず最初に、森に迷い込んだ若い男女三人が登場する。彼らは廃墟となった?神社にたどりつき、そこで神社の歴史に関する話を始める。それが彼らの思いついた創作なのか、なんらかの経緯で知ったエピソードなのかがよく判らない。

 モンチャンが登場するシーンは現代ではなく、昔話の時代だろう。だがそれなぜ現代の若者に語らせたのだろうか?そういう構造が特に意味を持っていたようには感じなかった。昔話をいきなり始めるよりワンクッション置いたほうがいいと判断したのだろうか。それとも彼らの中の誰かが村人かモンチャンに関係があるのか? 何か見落としていたかも知れない。

 モンチャン役を演じた目次立樹が実にうまかった。作品全体の出来の良さはこの人の演技力で半分以上占めていた気がする。他の役者も下手ではないが、抜きん出ていた。

2011/02/05-19:00
ゴジゲン「神社の奥のモンチャン」
座・高円寺1/当日券3500円
作・演出:松居大悟
出演:大窪人衛/大村学/篠原友希子/園田玲欧奈/高松呼志響/田中美希恵/土田祐太/富田麻帆/古河耕史/松居大悟/目次立樹
舞台美術:片平圭衣子
照明:伊藤孝
照明操作:上原皓介
音響:田上篤志
音楽:森優太
映像:大見康裕
衣裳:本間圭一/横田真理
演出助手:久保大輔
演出補佐:青木直也/飯田紘子
演出部:秋山拓弥
舞台監督:上嶋倫子/川除学+至福団
宣伝美術:今城加奈子
宣伝写真:松本のりこ
WEB:飯塚美江
後輩:橋爪知博
制作:武藤香織/半田桃子
制作助手:高橋慶一朗/大國妃南子/前田喜郎/三輪 塁
プロデューサー:北川隆来


posted by #10 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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