2010年10月23日

カリフォルニアバカンス「パジャマと毒薬」

pajamatodokuyaku.jpg

殺るか、殺られるか。ていうか、働け!
朝川雄二27歳。働かない、家事しない、 反省しないー
恋人・ 菜穂子のカネでゲーセン通い詰めなんて流行最先端いまをときめくニート君。
ブックオフに売る本探して菜穂子の部屋を物色中の雄二は、とある段ボールを見つける。
中には、 男物のパジャマと得体の知れない薬瓶、 そして一冊の本。
そのタイトルは「人を殺すアイディア」!?

「あの箱はなんだ・・・俺を殺すつもりか」
「……違うわよ」

雄二の生活態度に呆れ果てる菜穂子を前に、ヒモライフ棚上げで逆ギレする雄二。
諍いの中、 チャイムとともに現れた隣人も巻き込み急展開、
そして、さらけだされていく菜穂子の秘密の過去……
複雑に絡み合うバカと愛情、猜疑心。
すれ違いの果てに辿り着くゴールはひとつの選択が左右する。二人の運命は何処へ! ?

カリバカ第22回公演は、カリバカ初の再演!!
現代をバカとなんたらで鋭く切り裂く、大好評だったヒューマンコメディをもう一度!
「あやうし!ニート君!」
2010年秋、再び黄色が下北沢を熱くする!
(サイトより)

 内容はくだらない。本当にくだらない。これを観たからって人生には何の役にも立たないだろうし、二週間もすれば内容も忘れてしまいそうだ。でも単純に楽しめる、ジャンクフードのような舞台。この劇団はこれでいいと思う。

 全員がボケでありツッコミであり、その立場がコロコロ変わっていくため飽きることなく笑っていられる。話はちっとも前に進まないが、ずっとその世界に浸っていたい気になる舞台だ。

2010/10/23-17:30
カリフォルニアバカンス「パジャマと毒薬」
小劇場楽園/当日券3000円
脚本・演出:佑里沢満人
出演:大口達也/大矢三四郎/桂弘/清水智香子/田中美穂/富岡利佳子/宮健一
音響:花澤孝一
照明:宮崎正輝
舞台監督:藤田有紀彦
写真撮影:米沢耕
映像撮影:怪奇 うひょ蔵
イラストレーション:赤坂千亜希
宣伝美術:金倉ひだり


posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京観劇2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック