2010年02月20日

兵庫県立ピッコロ劇団「真田風雲録」

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慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いで出会った落ち武者と戦場泥棒の浮浪児たち。むささびのお霧(霧隠才蔵)、離れ猿の佐助(猿飛佐助)、ずく入の清次(三好清海入道)……。のちの真田十勇士である。慶長19年(1614年)、徳川対豊臣の大坂の陣が勃発、知将、真田幸村とともに劣勢の豊臣方として参戦する真田十勇士。活躍の場を求めて必死に戦う彼らだったが……。
(チラシより)

 初演は1962年の作品。あらすじは上記の通りですが、学生運動や東西冷戦など当時の世相を反映した表現になっています。この点を知らずに観劇したので「なんだか活動家みたいな言い回しだなあ」と思っていて、後から解説を読んで納得しました。

 私が観に行く劇場としては最大級の会場で、さすがに巨大な舞台装置を使った演出は迫力がありました。大きい場所では大きいなりの手法があるのですね。出演者の数は40名以上と多いものの、主要登場人物はわかりやすく、素直に楽しむことができました。

2010/02/20-18:30
ピッコロ劇団「真田風雲録」
兵庫県立芸術文化センター/前売券4500円
作:福田善之
演出:内藤裕敬
出演:東龍美/荒谷清水/井田武志/今井佐知子/今仲ひろし/上田一軒/大塚雄也/岡田力/樫村千晶/加藤崇/加門功/川原田樹/木下出/木村保/杏華/坂上洋光/坂口修一/鈴村貴彦/角朝子/孫高宏/橘義/田米克弘/道幸千紗/中川義文/濱崎大介/原竹志/平井久美子/風太郎/穂積恭平/堀江勇気/松田卓三/森田真和/森好文/八百谷匡洋/や乃えいじ/山田裕/吉江麻樹/和田哲也/和田友紀


posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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