2010年01月09日

デス電所「急襲キルフィールド」

kyuushuukirufi-rudo.jpg

その温泉街には、七つの露天風呂があった。
その七つの露天風呂は、地獄巡りと呼ばれていた。
その地獄巡りは、二つの旅館が取り合いをしていた。
その二つの旅館には、それぞれ秘密があった。
その秘密は、誰にも漏らしてはいけなかった。
やがて秘密は毒となり、
ガスとなって吹き零れ出す。
(チラシより)

 温泉街を舞台に、商売と恋愛と犯罪が入り交じったドロドロの話。登場人物がみんな自分のことしか考えてない身勝手な人格でありつつ、堂々と欲望を追求してはばからない。タブーも何もありゃしない痛快さはデス電所の作品として正統でしょう。

 その独特の世界は嫌いではないのだけど、感情移入できる「まともな人間」が出てくる方がむしろ狂気が引き立つのではないだろうか。あまり行き過ぎるとただ滑稽なだけの描写になりかねない。

 また、ラストの殺戮は途中でだんだん飽きてきました。現実には、何発も撃たれた後に戦い続けるなんてできるもんじゃない。あれではまるでゾンビだ。いやゾンビなのか?実はそういう設定だったとしても不思議はない気がする。実際どうなのかはわからないが。


2009/01/09-14:00
デス電所「急襲キルフィールド」
ABCホール/前売券3000円
作・演出:竹内佑
音楽・演奏:和田俊輔
出演:山村涼子/丸山英彦/田嶋杏子/豊田真吾/福田靖久/山崎彬/四宮章吾/吉川莉早/村里春奈


posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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