
シンガポール、ロンドン、エジンバラ、そして大阪。世界を唸らせた鉄板ネタの数々を!(チラシより)
音楽と演劇と映像と光と影の融合の一つの頂点を!くだらなくもファンキー!微妙な間合いと、おおざっぱな身体の動き!「そこにあるもの」を使った「演劇的だけど日常的な」ライブパフォーマンスは、見るものを異次元に運ぶ。演出はウォーリー木下。俳優、ダンサー、音楽家、映像作家、照明家、デザイナーたちが集まったクリエイター集団オリジナルテンポの「新しい遊び」をご覧ください!
予備知識なく観に行って、衝撃的でした。上記の通り演劇というよりライブパフォーマンスの集合体なのですが、それでも決して即興だけで作っているわけではなく、ちゃんと練習して細かく作り込んでいることがわかります。
基本的にセリフは一切なく、だから海外公演も多数こなしているようですが、感性だけで理解できる内容。そして携帯も切らなくていい、写真撮影もおしゃべりもOKという常識外れのスタンス。ただし“大人の事情で”飲食だけはNG‥‥これも笑いをとっていました。
その場でサンプリングした音を繋いでリズムを作って踊るというシーンがありましたが、最前列に座っていた私はマイクを突き付けられて「好きな歌を歌ってください」と‥‥!かなり焦りましたが、一応なんとか歌いました。何を歌ったかは秘密です。
とにかく大笑いした舞台、楽しかったです。
2009/11/2-19:30
オリジナルテンポ「喋るな、遊べ!」
精華小劇場/当日券3500円
演出:ウォーリー木下
パフォーマー:平林之英/坂口修一/兵頭祐香
ギタリスト:高山勝典
音響:児島塁
ダンサー:上松泰明
コレオグラファー:コトバタクミ