2009年07月12日

精華小劇場で創るベルリンの演劇「ケバブ」

kebab.jpg

ふるさとが他のどの場所よりもひどい

ダブリン行きの飛行機には、ルーマニア人の2人の若者が隣り合わせていた
西側社会での新しい生活を夢見て祖国を捨て新天地アイルランドでの生活を始めようとする16歳の少女マダリーナと24歳の学生ボグダン。マダリーナは、アイルランドで芸能プロダクションをやっているというヴォイクにスカウトされ、彼を頼ってダブリンに行こうとしている。ボグダンは、奨学金をもらってヴィジュアルコミュニケーションを勉強し、映像関係の仕事に就くことを夢見ている。
異国の地で必死に生き抜こうとする彼らだが、生活は厳しく社会に溶け込むことは難しかった。
遠のく約束の地。やがて3人は違法の商売に手を染め……。
(チラシより)

 ルーマニア人による戯曲、ドイツ人による演出、役者は3人とも日本人という試み。どうやって創っていくのか全くわかりませんが、出来上がった作品は圧倒的な印象のあるものでした。

 あれこれ論評する能も無いので多くは語りませんが、これは果たして日本人だけの団体では創れない物なのかどうかが気になるところです。戯曲も演出も、ルーマニアあるいはドイツの演劇ではこれが普通なのかどうかも知りませんが、個々のパーツは日本でも特別な物ではありません。映像を使った演出は実験的ですが、まったく新しいというわけでもない。

 こういう作品をもっと観たいものです。

2009/07/12-13:00
精華小劇場で創るベルリンの演劇「ケバブ」
精華小劇場/当日券3300円
作:ギアニーナ・カルブナリウ(ルーマニア)
演出:エンリコ・シュトルツェンブルク(ドイツ)
翻訳:市川明(日本)
出演:七味まゆ味/仲里玲央/山崎彬


posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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