2006年01月16日

加藤康介 逮捕

 加藤康介と言えばfringeの中でも要注意人物Kとして取り上げられている有名なストーカーですが、ようやく逮捕されたようです。私は単なる観客ですから直接関係する話ではありませんが、演劇界においてはある意味大きなニュースなので記録しておきます。
<脅迫 荻野アンナさんの携帯番号で脅す 自称ライター逮捕>
 作家、荻野アンナさんの母で洋画家、江見絹子さん(82)=本名・荻野絹子=宅に電話をかけ、荻野さんの携帯電話番号を教えろと脅したとして、神奈川県警山手署は11日、東京都八王子市中野山王3、自称ライター、加藤康介容疑者(27)を脅迫容疑で逮捕した。容疑を否認している。
 調べでは、加藤容疑者は昨年12月21日午後9時ごろ、横浜市中区山手町の江見さん方に電話をかけ、「娘の携帯電話番号を教えろ。教えなければ命がないぞ」などと脅迫した疑い。その後、約1週間にわたり、教えられた荻野さんの携帯電話や江見さん宅に二十数回電話を掛け、逆探知で割り出されたという。加藤容疑者は江見さんとは面識がなかったが、荻野さんには約2年前、「原稿を見てもらいたい」と頼み、都内で会ったことがあるという。動機を調べている。【広瀬登】
(毎日新聞) - 1月12日10時11分更新
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000012-maip-soci

 加藤康介に関しては、「PLAYNOTE:演劇ストーカー・K(加藤康介) リンク集」が参考になります。

 この人物に関して強く思うのは、「悪意なき害悪にどう対処すべきか」ということです。ネット上にあふれている多くの証言を読む限り、この人物には恐らく悪意がなかった。相手に迷惑をかけているという意識がなく、ただ単純に自分の要望をぶつけているだけだった。これほど多くの被害があるにも関わらず長い間逮捕されなかった理由はそこにあると思います。

 日本の法律では、金品や身体への具体的損害がなければ“悪意のない行為”を犯罪とすることが難しかったからです(その点でストーカー防止法は悪意の有無に関わらず立件できる画期的な法律‥‥だったと思う)。著名人に被害が及んだため警察が本腰を入れて対応したのが逮捕のきっかけと見えますが、もし彼が小劇場系の劇団ばかりを狙い続けていたら、まだ被害は拡大し続けていたことでしょう。

 そんな時、どのように接するのがベストなのか。単に自分が魔の手から逃れるだけなら方法はありますが、根源的に被害を止める(つまり本人にその迷惑行為をやめさせる)ためにはどうしたら良いか。ベストな回答はないと思いますが、これまで演劇関係者が取った方法は果たしてベターだったかどうか。今後また彼以外にも同様な人物が発生しないとも限りません。謙虚な検証が必要だと思います。


posted by #10 at 02:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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