2009年03月01日

劇団鹿殺し「ベルゼブブ兄弟」

beruzebubukyoudai.jpg

―とある田舎。実子の二人と従兄弟の二人。4人は兄弟として育てられた。父親の葬儀で再会する4人はその死因をめぐって互いに疑いを抱き始める。平凡な残酷さを持った子供時代を経て、大人になった4人とその家族。小さなわだかまりから次第にそれは家庭内戦争に・・・。
互いの猜疑心や欲望をむき出しに、子供に返って争う中で次第に見えてくる父親の秘密、いなくなった母親のこと、そして自分たちを結びつける家族というつながり。
ホラーな要素、ライブ演出をふんだんに盛り込んだ意欲作は過去最大となる4都市ツアー!
続いていく残酷にも暖かい「家族」についての物語。
(HPより転載)

 鹿殺しの舞台は熱い。単に大音響と激しい動きを合わせただけでは生まれてこない何かがあると思う。魂の叫びみたいなものを感じるのだ。冷静に考えれば無茶苦茶なんだけど、それをまるでリアリティのあるものと思わせるような、問答無用の叫びだ。

 田舎の家族の骨肉の争いみたいなドロドロした物語を背景に、ぶっとんだキャラクターが絡み合う。血なまぐさいエピソードが存分に楽しめる。決してメジャーにはならないだろうけど、好きな人はどっぷりはまれる世界だ。

 また、前回の観劇でも感じたが、ハチャメチャな演出のように見えてきっちり作り込まれている舞台だ。ちゃぶ台やスコップが宙に浮かんだりする所は、けっこう手間がかかっていると思うが、そういう部分に手間をかける所はすごいと思う。路上ライブではそういうわけにいかないだろうから、舞台公演は舞台公演ならではの取り組みをしているのだろうか。

2009/03/01-15:00
劇団鹿殺し「ベルゼブブ兄弟」
in→dependent theatre 2nd/前売券3000円
脚本:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
出演:オレノグラフィティ/菜月チョビ/丸尾丸一郎/山岸門人/橘 輝/円山チカ/坂本けこ美/傳田うに/高橋戦車/菅野家 獏/木村セキ/今奈良孝行/小林健一/森下亮



posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック