2008年10月12日

子供鉅人「電気女 夢太る」

その小さな町は川のほとりにあった。夢ばかりで肥え太った男、歌を忘れた女、旅する子供、彼らはがさつで無邪気な暮らしの中で、他愛のない歴史を紡いでいた。ところへ、川の上流から、きらびやかな死体が幾人も町に流れ込んで来たのであった。何も語らない死体たち、興奮に沸き返る町、死体たちとの奇妙な共同生活が始まり、繰り広げられる活劇、ロマンス、悲劇、喜劇、そして、彼らは川をさかのぼる。……町の人々の希望に満ちた破綻を、生演奏の調べに乗せて描く、にやりと涙こぼれる音楽スペクタクル!
(チラシより)

 子供鉅人の舞台を観るのは三度目。幕が上がった最初の瞬間から独特の世界に飲み込まれる感触がある。前回観た「4 1/2 ヨジョーハン」は本物の民家(を改造した会場)だったから当然だが、今回のように普通の劇場を使ってもやはり一瞬にして彼らの醸し出す空気に包まれるのだ。それが実に心地よい。

 物語はちょっとアクの強いファンタジー。ほどほどに起承転結はあるが、それをなぞって理解するのは無粋だろう。物語を紡ぐ背景になっている世界観と、描く音楽を堪能させてもらった。

2008/10/12-15:00
子供鉅人「電気女 夢太る」
芸術創造館/前売券2300円
作・演出:益山貴司
出演:BAB/益山寛司/蔭山徹/真栄田貴豊/小中太/森田有香/樹木花香/高木陽春/山本握微/江波ノッコ/三上菜帆/宮本弘一/福森慶之介/益山貴司


posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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