あぁ、KICKが足りない。日常には、KICKが足りない。職場には、KICKが足りない。あの人には、KICKが足りない。アイツの話には、KICKが足りない。おまえのギャグには、KICKが足りない。俺の彼女には、KICKが足りない。彼女のエッチには、KICKが足りない。最近の音楽には、KICKが足りない。演劇には、KICKが足りない。ていうか俺自身に、KICKが足りない。人間にはKICKが足りない。(後略)(チラシより)
いわゆるエンタメ系の演劇で、何も考えずにゆったり見物するのが吉と思われる。こういう舞台について観想を書くこと自体が野暮なことだと思うので多くは書きませんが、それなりに面白かったです。
はっきりした主人公がおらず複数の話が並行するが、ゆるやかに全体がひとつになっているため置いていかれることもありません。ちょいと子供には教育上よろしくないかもしれませんが、それもご愛嬌。
2008/06/07-14:00
ババロワーズ「KICK」
in→dependent theatre 2nd/前売券2500円
作・演出:高瀬和彦
出演:向田倫子/長滝安希/高橋恵美子/岩本由佳理/藤原タケシ/宮脇玲香/平中功治/森岩宏文/木下なると/上田蜜柑/川村伸彦/宇仁菅綾/さかいしんご/高瀬和彦