
水は透き通り(チラシより)
空気は透き通り
硝子は透き通り
透き通った肌に流れる血
人間も透き通り
自分の身体が
ただの入れ物で
入ってきた物の色が透けて見える
相手が笑って
自分も笑った
その時の色は何色かしら
カメレオンのように
様々な色に見えるのは
透き通っているから
透き通り
それから、、、
白を基調とした衣装と抽象化された舞台装置で、見た目の雰囲気はコンテンポラリーダンスのようだが、ちゃんとストーリー性のある戯曲によって構成されたオムニバス。歌曲を軸にした演劇がミュージカルなら、ダンスを軸にした演劇は何だろう?
主催の金崎敬江さんが相変わらず結婚できない女を演じていたのが心配でならない。昔メタリック農家で観た古市海見子さんがえらくたくましくなっていて驚いた。
スタジオ空洞は初めて行った劇場。使い方が若干難しそうだが、この作品には合っていたと思う。
2014/07/30-19:30
miel「す き と お り」
スタジオ空洞/当日券3500円
テキスト提供:糸井幸之介/末原拓馬/瀬戸山美咲/登米裕一/ハセガワアユム/米内山陽子
演出・振付:金崎敬江
出演:齋藤陽介/佐野功/辻貴大/野口卓磨/堀池直毅/石井舞/古市海見子/与古田千晃/金崎敬江続きを読む:スタッフリスト