2014年05月31日

かのうとおっさん「こんにちはハワイ」

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恥じらいは家に置いて、踊ろう!
(チラシより)

 大阪の脱力系コメディユニットの東京初公演。大阪にいたときもそんなに多くは観ていなかったが、かなり好きな団体だ。小さな会場ではあるが東京ではほとんど知名度がないだけに客入りが心配だったが、杞憂だった。

 関西において「お笑い」は確固たるジャンルを築いているため、演劇でコメディを中心としている劇団は意外と少ない。かのうとおっさんは男女のコンビで、二人だけが出演していると漫才のようでもある。本人たちがどういう立ち位置を意識しているかわからないが、演劇とか漫才とかあまりこだわらず、面白そうなスタイルを随時鳥言えれて作っているのだろう。

 今回は二人だけの作品もあれば大勢出演する作品もある、オムニバス形式。笑い転げるというわけではないが、ウフフフと笑える、とても幸せな気分になれる舞台だった。

2014/05/31-19:30
かのうとおっさん「こんにちはハワイ」
小劇場楽園/当日清算2800円
脚本・演出:かのうとおっさん
出演:嘉納みなこ/有北雅彦/是常祐美/佐々木ヤス子/ナカムラユーキ/くにえださわこ/谷伊織/鳥島明/松岡千明
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ぬいぐるみハンター「ウォーターバック」

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ここは誰もが知っているサバンナではない。
生き抜くにはあのサバンナの自然よりも遥かに厳しい、犯罪都市。
食物連鎖のピラミッドと同じ図式で厳しい階級制度が決められた貧困と権力と犯罪が混在する国。
悪の元凶、ライオン(階級※ピラミッドの頂点)の王を討つべく、ウォーターバック(階級※ピラミッドの下の中)の少女が今、ジャンヌダルクのごとく立ち上がる。
ぬいぐるみハンターが壮大かつ独自すぎる世界観のストーリーに最多キャストで挑む、逆説的ライオンキングの生命賛歌!
(チラシより)

 小さな空間に厳しい空気が張り詰めた前作から一転して、吉祥寺シアターの大きなスペースに30人を越える役者がひしめき合って、はじけるような作品になっていた。

 ストーリーは特に目新しいものではない。と言うよりむしろ、お約束な展開をあえて詰め込んだのではないだろうか。その上でどれだけ楽しませる演出ができるかに挑戦しているのだと思う。その解釈が正しいと仮定して、その挑戦の成功率は7割くらいの印象だ。特に悪いところもないし面白かったけれど、この劇団の過去作品と比較して突出したものもないという所。好きな劇団なので、期待値が大きくなりすぎたのかもしれない。

 ところで浅利ねこが3月に退団してたのを今頃知った。好きだったので残念だ。そして動物電気の辻さんは相変わらず気持ち悪かった(褒め言葉)。

2014/05/31-13:30
ぬいぐるみハンター「ウォーターバック」
吉祥寺シアター/当日精算3500円
作・演出:池亀三太
出演:神戸アキコ/猪股和磨/梅本幸希/森崎健吾/土田香織/羊田彩佳/一色洋平/水木桜子/富山恵理子/有田杏子/野口オリジナル/川田智美/浅見臣樹/吉田壮辰/前園あかり/水野伽奈子/中野智恵梨/モリタモリオ/前川昂哉/浅川薫理/湯口光穂/橋口克哉/秋本雄基/荒井志乃/西堀晴香/栗原瑞希/塚本充/渋谷ヒロキ/永田佑衣/ハネダアカリ/山本沙羅/古賀友樹/有栖川ユカ/藤田葵/辻修
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2014年05月06日

エビス駅前バープロデュース「ふりむかないで」

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僕は妻を愛しています。
それは嘘じゃない。
一人の男が七人の女を旅するロードムービー。
(チラシより)

 登場人物全員が並んだ状態で、一人の男の女性遍歴が語られていく。男がマイクで観客に語りかけるなど演出的に色々挑戦したスタイルだが、出番でない役者が出ずっぱりというのは少々難しかったように思う。ただ、もう少しスペースに余裕があれば工夫もできるので、さらに練ったものを観たい気もする。

 とは言えバー公演には良く合ったテーマで、個々のエピソードはそれなりに面白かった。あんなモテモテな男は自分とはあまりに無関係だが。

2014/05/06-12:00
エビス駅前バープロデュース「ふりむかないで」
エビス駅前バー/当日精算3600円
脚本:米内山陽子
演出:広瀬格
出演:金崎敬江/斉藤麻衣子/田中千佳子/菊池美里/根本沙織/酒井香奈子/岸本卓也/内野真理
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2014年05月05日

レティクル東京座「常夜ノ國ノ★アリス」

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時は大征(たいせい)、大日本帝國。
没落華族の令嬢・五菱(いつびし)アリスはお家復興のため、
今をときめく大華族・九条(くじょう)家の花嫁となる。
が、それは表の顔。五菱の真の姿は、皇太子殿下に仕える暗殺者なのであった!
アリスに課せられた任務は、皇位継承の転覆を謀る美しく気高い九条家当主・「女王」と名高き夫となる九条ルイを殺すこと。
ましろき衣の皇太子殿下に手をひかれ飛び込んだ、絢爛豪華な社交世界には魔物が潜む!

和製ゴシックインフェルノ×原案★ルイス=キャロル『不思議の国のアリス』
(チラシより)

 皇位継承を巡る争いに巻き込まれた若者の話。こういう話では西洋風の演出になりがちだが大日本帝国で天皇と言ってるのは珍しい。帝国歌劇団とかそんなイメージかな?多分作者がそういうの好きなんだろうと思われる。

 学生劇団にありがちな装飾過剰な爆音系演劇で、マンガやアニメのネタを盛り込んでかなりハイコンテクストな印象もあった。多分、かなりの割合で元ネタを知らない。ジョジョネタくらいはわかるけど、最近のマンガとかアニメから持ってきたネタなら全然気付けない。

 ゴス調とか帝国風とか耽美的とかいろんな形容詞が浮かんでくるが、なんか疲れた。客層も若くて活気にあふれているが、おじさんにはちょっとね。

2014/05/05-19:30
レティクル東京座「常夜ノ國ノ★アリス」
王子小劇場/当日精算2500円
脚本・演出:赤星ユウ
出演:青海アキ/やないさき/船越絵雅/山本沙和/古俣晨/吉澤清貴/田中直人/中井萌/山田勇亮/吉野瑠奈/篠原正明/松浦智美/沈ゆうこ/庄條龍馬/コウコウサイ/秋元来方/寿里/藤波想平/万葉蜜子/中村藍/よしよしこ/東侃輝/MeR/寺尾みなみ/星秀美
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