
「さよなら、石田さん」(チラシより)
あれはいつかの秋。
男肉 du Soleil は石田剛太と共にビバリーヒルズにいた。
日本に帰って来たその時、石田剛太が口を開く。
「僕はもう帰らなくちゃダメなんだ……」
男肉達は泣きながら踏む。
「ここで踏まなきゃ石田さんが安心して欧州に帰れないんだ!」
涙の別れ、だがそれは大いなる序章に過ぎなかった……。
「ここは、宇宙!?」
そして、アイツは俺に言ったんだ。
「俺の名前は、コブラ」
最新の大長編は最初から宇宙!
今度は宇宙を救うんだ!
男肉が放つ超弩級のスペースオペラ。
君は、宇宙(そら)の涙をみる。
「ただの茶番さ。だがね、俺はその茶番に命かけるのさ」
自称ヒップホップダンスカンパニー?だが全然ダンスうまくないことで有名な男肉 du Soleilの公演を観てきました。中之島文化祭やヨーロッパ企画公演のゲストとしては観たことがありましたが、男肉 du Soleilそのものの公演は初見。
噂通りダンスは上手じゃありませんでしたが、そういうのを吹き飛ばす勢いの展開。決して広い劇場じゃないシアター711で、大宇宙を股にかけるコブラの活躍?が壮大?に展開していました。ストーリーは荒唐無稽でハチャメチャですが、いいんですよね。
指定席で最前列席は避けたものの2列目となり、途中で舞台に引っ張りあげて踊るはめに。そういうのは嫌いじゃないけど、まあ体の動かないこと足の上がらないこと。彼らのダンスを笑ってる場合じゃありません。あれだけ踊れる体力だけでも尊敬に値すると気づきました。
2013/06/23-13:00
男肉 du Soleil「石田剛太のスペース☆コブラ」
シアター711/当日清算2500円
団長:池浦さだ夢
出演:陰核/江坂一平/小石直輝/高阪勝之/ジャングル/城之内コゴロー/すみだ/チェン/吉田みるく/石田剛太/ 福井菜月
ゲスト:重実紗果/田嶋未紗子/和田聖来(花柄パンツ)