いつも少年王者舘の感想は内容説明するのが難しいのでもう放棄。今回はダンスやリピートがいつもより少なめな印象でした。と言っても物足りないわけではなかったので、良い感じに洗練されてきたのかもしれません。
2011/08/29-19:30
少年王者舘「超コンデンス」
ザ・スズナリ/前売券3500円
作・演出:天野天街
出演:夕沈/白鴎文子/中村榮美子/黒宮万理/雪港/ひのみもく/☆之/水元汽色/小林夢二/宮璃アリ/水柊/池田遼/PECO/街乃珠衣/井村昂/織田圭祐
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世界の終わりは、いつも夏。(チラシより)
20XX年、小惑星の衝突を間近に控えた地球、日本。
世界各国が総力を結集して対策を進める中、軍事力を持たず、
資金援助以外にやることのない日本は、環境整備事業の一環として
小惑星に対処出来る能力を持った人材を一般公募。
結果として、特に行くあての無い自称超能力者達が環境省庁舎ビル屋上に集結する。
果たして彼らに世界を救う機会は訪れるのか。
1963年、裕福な家庭の一室。平和な日常を壊す一本の電話。ひとり娘を誘拐したとの脅迫電話から始まる。犯人捜索のために組織された本庁と所轄の刑事たち。関係者に事情聴取を続けるうち、意外な事実が浮かび上がる・・・(チラシより)
創りたいのは空気。それも吐き気がするほど濃密な。
今に問う。48年前の物語。それでも・・・陽は昇る。
「思い出さないんなら、忘れたのと同じだろう?」(チラシより)
四谷にある雑々たる仕事部屋で、カメラマンは思い出していた。十年前、あの渇いた大地、打ち捨てられた寒村、そこに住む人々との思い出。「さっぱりしたよ。ありがとう」。飛行機を乗り継ぎ彼を訪ねてきた男、かつては家畜を撃ち殺して回る仕事をしていたあの独善的で高圧的なエストラゴン・ヨシフォビッチ・ベルジコフスキー。今は保健省の小役人として庭のある家に住んでいる。二人は古いネガ・フィルムとボロボロのノートを取り出し、一つ一つ、噛み含めるように、あの土地での記憶を掘り起こしていく。1991年、1993年、1994年、1995年、そして1986年。あの土地で何が起こったのか? ジャムを食ってたあの糞坊主、あいつは今、何をしているのだろうか? いや、いや、問題の核心はそこではない。俺たちは確かにあの土地にいた。しかし、一体何が起きたのか、覚えているだろうか、俺たちは?
人類史に深く刻まれたあの大事故を、綿密な取材に基づきオリジナル・ストーリーとして著した初演版から約4年。劇団躍進の契機となった野心作を新アレンジで再録した待望の再演。劇団活動再開記念&第10回記念公演として、2011年の今、上演します。
今日、私たち離婚します。(当日パンフより)
夏の真ん中、暑いけど、どこか寒々しい頃、八月。(チラシより)
街を去る人、残る人。高校生から大人までの時間と身体。
友達たちの後悔と、何かを口にしなければいけない日常。
かつて仲間たちと一緒に、強盗に失敗し、ひとりで罪を被った男。(チラシより)
4年の服役を終え、男は出所してきた。男は、“リベンジ”を誓い、昔の仲間を集め、新たな仲間たちを加え、強盗計画を実行しようとするが・・・
日本のオヤジは強くて弱い。(チラシより)
だから哀しいでも優しい。
男ってのはどうしようもない生き物だとお母さんが言っていた。
そんなどうしようもない生き物と結婚したお母さんの方がどうしようもないんじゃないかと私は思った。
お母さんが家を出てからもう10年近く経つ。
最近はお父さんの顔をみるだけで腹が立つ。
これはどうしようもないくらいにくだらなくて
だけど愛しい我が家のお話。
クサナギの元に一通の手紙が届いた。それは、三年前に担任した生徒から。そこに書いてあったのは、ちょっと不思議な夏休みの出来事だった。カブト・ヤンマ・アゲハの3人は中学2年生。ヤンマがプールの水を抜いてしまったことがバレて、先生からプール掃除を命じられる。そこへ、白い服を着た男・ウラシマが現れて、カブトが母から借りてきたカメラでみんなの写真を撮りはじめる。翌日現像してみると、そこに写っていたのは、なんと15年前の景色だった……。(チラシより)