2008年06月29日

遊劇体「山吹」

山吹の花の、わけて白く咲きたる、小雨の葉の色も、ゆあみしたる美しき女の、眉あをき風情に似ずやとて、──────────

時────現代。
所────(第一場)修善寺温泉の裏路。
     (第二場)同、下田街道へ捷(ちか)路(みち)の山中。
人────島津正(四十五六)洋画家。
     縫子(二十五)小糸川子爵夫人、もと料理屋「ゆかり」の娘。
     辺栗藤次(六十九)門附の人形使。
候────四月下旬のはじめ、午後。

1923年「女性改造」に発表。初演は1980年、発表より57年、鏡花没後42年目にしての上演となった。三島由紀夫と澁澤龍彦が絶賛した戯曲としても知られる。
(サイトより)

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2008年06月22日

劇団こふく劇場「水をめぐる」

そこは小さな泉。ひとりの若い女性が住んでいる。
そこを訪れる様々な人々。
目を開けることを拒んだ少女。
母国語を忘れ、歌詞のないメロディーだけを口で奏でる女。
燃える水を探し彷徨う男。
みな、この泉の水を求めたやってきたのだ。
やがて、ここに住む女の真実が見えてくる‥‥‥‥
(チラシより)

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2008年06月08日

演劇ユニット昼ノ月「顔を見ないと忘れる」

(前略)
監獄の面会室。会いに来た妻に夫は無理難題のお題をくりだします。
妻はどうするのでしょう。どこまでつきあうのでしょう。
私はここにいていいのか?ここに来ていいのか?
‥‥ドラマは不思議に滑稽な味わいで展開されていきます。
(チラシより)

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2008年06月07日

ババロワーズ「KICK」

あぁ、KICKが足りない。日常には、KICKが足りない。職場には、KICKが足りない。あの人には、KICKが足りない。アイツの話には、KICKが足りない。おまえのギャグには、KICKが足りない。俺の彼女には、KICKが足りない。彼女のエッチには、KICKが足りない。最近の音楽には、KICKが足りない。演劇には、KICKが足りない。ていうか俺自身に、KICKが足りない。人間にはKICKが足りない。(後略)
(チラシより)

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