全ての男に屈辱を。全ての女に悪罵を。(チラシより)
そして恋に溺れる全ての者に哀れみを。
ポルノスタジオを舞台に繰り広げられる恋の物語。
劇団 万国トカゲ博覧会 七瀬公演、
満を持して解禁。
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十年前この町で、(チラシより)
あの人の背中を追っかけて
キラキラとした未来を見つめてた
そのキラキラはずっとキラキラのまま
私はちっとも変わっていない。
街灯がうっすら灯る、夜の街。同窓会の帰り道、
久しぶりに帰ってきた町を歩いてたら、
マンションと商社ビルの間、
ほんの小さな隙間に男がたたずんでいた。
私は声をかけた…彼が歌を口ずさんでいたから。
「ねぇ、どうしてサザンなの?」
通り過ぎないで
覗いてみてほんの隙間の、ほんのドラマを
ずっとずっと昔の、未来の話……(チラシより)
once upon a time,long long abo...
大災難の時代。
戦。餓。殺。熱。冷。無…。
<戦争。飢饉。殺戮。異常な環境の激変。そして、虚無の刻…>
人々は、それでも生きねばならなかった。
生き続けること。
それ自体が、彼らに刻印された使命であったかの如く。
生き延びる為…
機械と生身を融合させていった者。
遺伝子の操作により、体機能を適応していった者。
数百、数千年の時の中で、
人は己を、己自身であり続けるために、
自ら切り刻み、変えていった。
人は…
およそ人でなくなっていった。
なかに
不老不死、と呼べる力を身に付けた一群もあった。
ノスフェラトゥ。
彼らには、特異な習性があった。
血をすする。
互いの血をすすることで、行き続けるのだ。
人は、彼らをこう呼んだ。
ヴァンパイア<血を吸う鬼>と…
『私』はどこまでが『私』なのだろう(チラシより)
抜けた髪の毛は『私』ではないのだろうか
種は、いつその親樹の一部ではなくなるのだろう
つぎ木をされた樹木は自分を一本の樹だと思って
空を目指して伸びていくんだろうか
まっすぐに空を目指す樹
おそらく自分の都合だけでどこまでも伸びていく
だけども彼の都合で出来た木陰は、私を優しく守る
そんなことを考えるうちに私は深いネムリに落ちていた
【私はあなたのすべても、どの一部分も、愛せます。】