2003年11月30日

劇団創造「チャットルームへようこそ」

 チャットの相手が突然自分の部屋にやってきて、そのまま居座ってしまう。起床の荒い先輩や思い込みの激しい女を巻き込んで騒動は広がるばかりだったが‥‥
 「気まま生活が侵入者によってかきまわされ、最初は迷惑だったけど次第に情が移っていく」というパターンは使い古されている。それでも陳腐にならないのは、作家と演出と役者の技量によるものだろう。丁寧に作られた作品で良かった。


posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月29日

劇団茶茶丸「桃源の丘」

 「天使が住む街」と呼ばれる大都市エデン。最高の文明を誇るこの街の医師であるルシフルはある日、エデンの外で“未開人”の娘と会ったことで人生が変わり始める。
 題材としては文明批判が込められているようにも見えるが、実際どうなのかわからない。展開はわかりやすく素直だが意外性には乏しく、中盤でやや間延びした印象も受けた。
posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月23日

単3ホルモン電池「川治メンタルホスピタル」

 “月に行って振り返ったら地球がなかったような感覚”に苦しめられる主人公は、奇妙な三人の女医がいる病院を訪れる。常識外れな彼女達の“治療”に戸惑いながら順応していく彼だったが‥‥。
 個々のシーンは上手に作られていたが、全体としては消化不良。伏線が張られっぱなしで終わってしまった気がする。説明はされていたのかもしれないがよく理解できなかった。
posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月22日

ジンジャントロプスボイセイ「RとJ」

 タイトルはロミオとジュリエットを意味するが、シェークスピアの書いた物語を演じているのではなく、それを題材にしたパフォーマンスが繰り広げられる。 ハムレットマシーンと同種の作品と解釈した。
 はっきりした筋があるわけではないので、あくまでもライブパフォーマンスとして五感で味わうことが求められる。幻想的な場面やコメディタッチの部分が織り交ぜられ、バランスは良かった。役者の力量は圧巻。
posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月21日

劇団あおきりみかん「朝まで待てない」

 妻と喧嘩して家を飛び出し河原でキャンプ生活する主人公。静かな場所で一人自分を見つめ直そうと思っていたが、突然隣にやって来た女をはじめ次々に現れる奇妙な面々に翻弄されていく。
 前作「ときはかねなり」同様、趣向を凝らした舞台装置の中で演じられるドタバタ喜劇。いつにも増して「変な人達」が数多く登場して盛り上がりましたが、ちょっと多すぎてポイントがぼけたような気もします。個人的には夢枕に立つご先祖様のキャラが好きです。
posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月09日

試験管ベビー「ギリギリナイン」

 いわくつきで活動休止している某高校の野球部員達。もう野球はしないつもりだったが、プロ野球選手の父を持つ転校生が来たのを機に再び甲子園を目指すことになる。しかしもちろん、一筋縄では行かなくて‥‥。
 四年前の作品の再演とのことで若干つたなさを感じる部分もあったが、それでも充分に楽しめました。定番になっている客席参加ももちろん健在。ひぐちさんの歌が耳について離れません。
 今回はチラシ9種類全部集めたので、記念品を頂きました。大事に使わせてもらいます。
posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月02日

劇団人工子宮「なつのくもゆき」

 画家気取りの変な娘に翻弄される表具屋の跡継ぎ。そこに、性転換した高校時代の同級生が現れる。寺を継いだ幼なじみや別居中の妻をまじえて“健気で真面目で切ない”人生が描かれる。
 表具屋(掛け軸などを作る職人らしい)も僧侶もニューハーフも自分に馴染みのない世界だが、理解に苦しむことなくすんなり入り込めた。人工子宮の作品はいつも切なさを感じさせられるが、悲しくはならないのが秀逸。
posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月01日

劇*コトノス「イーター・イーター〜食べるための饒舌〜」

 一風変わった女性ばかりが住む共同アパートの取り壊しが決まり、それぞれ引っ越しの準備をしている頃。時間管理局に派遣された未来人と名乗る奇妙な青年が現れ、逃亡者を追っていると言う。その逃亡者とは実は‥‥
 SF的な設定で、混沌としていながら実は緻密に構成されていたと思う。だがこれは基本的にファンタジーと考えた方が良いだろう。時空が歪む場面の演出はやや月並みな感を拭えないし、映像を使った演出は浮いた印象を受けたが、役者の演技は良い。観劇後は穏やかで暖かい気持ちになれる芝居だ。
posted by #10 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。