2003年07月19日

ウリ企画「その男の終わらない朝」

 ある朝男が駅の改札を抜けようとすると、定期がおかしいと駅長に止められる。そこから何かが狂い出し、どうしても男は電車に乗れない。やがてベンチに寝ていた乞食に生活を乗っ取られてしまい‥‥。
 脂の乗った俳優三人による不条理劇。舞台装置や演出効果は必要最小限に抑えられながらも、巧みな演技でじわじわと舞台上の世界に飲み込まれていきました。迫力の格闘シーンや奇妙な筋トレシーンがナイス。惜しむらくは最後のオチのインパクトが薄かった点でしょうか。
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2003年07月13日

劇団翔航群「名もなき日々 コンバットブルース」

 敵対組織の関係者を殺した疑いをかけられたギャング一味と、彼らを殺すよう命令された組、さらにギャングの後輩だった暴走族が、プロレスのリングで火花を散らす(←説明難)。
 翔航群というと昔見た「つかない花火」の深い芝居の印象が強かったので、今回は全く違う軽いノリで意外でした。色々面白い試みをしているようですが、ちょっと間延びした感じがしたのが残念。次回はまた翔UPファクトリーで観たいものです。
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