宇宙艦隊エブリデイロープライス号は、宇宙刑務所から出所した宇宙犯罪組織の幹部を暗殺から保護することを命じられる。しかし当人は彼らを信用せず逃亡。時間と空間を越えたおいかけっこが始まる。
いつもながら見事なアクションが冴える。しかし前作に比べると若干インパクトに欠けたか。色々な映画のパロディが盛り込まれていました。
2003年05月30日
劇団離風霊船「ニューパラダイスタウン 〜帰郷編〜」
標高500mの山の上を削って作られた新興住宅地。しかしそこへ通じる道は一本のみで、中には商店もない。通勤難などで次々住人は減り、残ったわずかな住民達が最後に選んだ方法は‥‥。
ゴジラに続いて離風霊船の名古屋公演、平日のみの公演なので、強引に仕事を切り上げて観に行きましたがその甲斐がありました。
ゴジラに続いて離風霊船の名古屋公演、平日のみの公演なので、強引に仕事を切り上げて観に行きましたがその甲斐がありました。
2003年05月25日
メガトン・ロマンチッカー「世界の果てには君と2人で」
戦争で「本国」の植民地となった日本。独立運動のリーダーである雅は、12歳の時に大切な約束をした稲田に“見せたい物がある”と呼ばれて故郷に戻るが、相手は亡くなっていた。彼が彼女に見せたかった物とは‥‥。
現実社会を下敷きに構成されたファンタジーのような世界は、不思議な魅力を感じました。来々舞子さんの素なのか演技なのか判別しかねる演技が印象的でした。
現実社会を下敷きに構成されたファンタジーのような世界は、不思議な魅力を感じました。来々舞子さんの素なのか演技なのか判別しかねる演技が印象的でした。
2003年05月18日
少年王者舘KUDAN Project「真夜中の弥次さん喜多さん」
伊勢参りの旅をする弥次さん喜多さん。ある宿で、夢とも現実ともつかない不思議なやりとりが繰り広げられる。
5/1に観たSheep fucker's exitと同じ天野天街が演出(今回は脚本も)を手がけており、すると延々繰り返される不条理な反復が彼の特徴だろうか。面白いけど少し疲れました。役者の熱演ぶりは拍手です。
5/1に観たSheep fucker's exitと同じ天野天街が演出(今回は脚本も)を手がけており、すると延々繰り返される不条理な反復が彼の特徴だろうか。面白いけど少し疲れました。役者の熱演ぶりは拍手です。
2003年05月16日
シアターガッツ「初恋の人」
浮気者の小寺と、その後輩で実直な奥村。小寺の携帯に残った浮気メールを細君のチェックから隠したお礼にキャバクラに連れて行かれた奥村だったが、そこに親友の死の知らせが入る。
穏やかな舞台に繰り広げられる暖かい人間関係が笑いと涙をさそいます。合間に入るテレビドラマの芝居はかなりキテました。
穏やかな舞台に繰り広げられる暖かい人間関係が笑いと涙をさそいます。合間に入るテレビドラマの芝居はかなりキテました。
2003年05月11日
演撃防衛軍メカとかげV≒-芝居空間-獏工房「ぐる∞ぐる」
いつとも知れぬ時代の、どことも知れぬ国(江戸時代の日本ぽいけど違う)。将軍、侍、農民、商人、娼婦。それぞれがそれぞれの道を歩きながらぶつかりあい、重なりあっていく。
会場に入ってすぐまさかと思いましたが、舞台裏がない構造で、役者は最初から最後まで出ずっぱり。舞台装置はほぼ皆無に等しく、純粋に演技のみで魅せる芝居でした。個人的には梅雨を演じた安藤さんの演技が好み。
会場に入ってすぐまさかと思いましたが、舞台裏がない構造で、役者は最初から最後まで出ずっぱり。舞台装置はほぼ皆無に等しく、純粋に演技のみで魅せる芝居でした。個人的には梅雨を演じた安藤さんの演技が好み。
2003年05月01日
流山児★事務所「Sheep fucker's exit 〜殺しのコンツェルト〜」
自己啓発セミナーで稼ぐ男達とその教生。すべてが怪しげな中で展開するが、セミナーの本当の目的は‥‥。
男ばかり16人が七ツ寺にひしめきあって繰り広げる迫力の舞台。ある意味ひたすら圧倒されました。自己啓発セミナーの描き方が妙にリアリティあふれていたのですが、実経験ある人でもいたのでしょうか。なんとも濃い舞台でした。
男ばかり16人が七ツ寺にひしめきあって繰り広げる迫力の舞台。ある意味ひたすら圧倒されました。自己啓発セミナーの描き方が妙にリアリティあふれていたのですが、実経験ある人でもいたのでしょうか。なんとも濃い舞台でした。